PC-Webzine "from DIS" (2019年以前)
2019年06月号
企業の成長と変革の生命線を守り続ける ディーアイエスソリューションの仕事
働き方改革の推進やBCP強化など お客様の経営を支えるIT基盤を提供
〜ネットワークソリューション部〜
クラウドとオンプレミスのハイブリッドでIT基盤を構築
ディーアイエスソリューション株式会社
ネットワークソリューション部
副部長 有田勇郎氏
ディーアイエスソリューション(DSol)のネットワークソリューション部で副部長を務める有田勇郎氏は「機密性の高い情報を扱う業務システムをはじめ、設計データや動画などのファイルサイズが大きなデータは手元に保管して編集する方が利便性がよいなど、オンプレミスのサーバーが適している業務は少なくありません。お客様のIT基盤にはクラウドとオンプレミスを用途や目的に応じて組み合わせたハイブリッド環境が適しています」とアドバイスする。
ハイブリッド環境を実現するにはレガシー化した物理サーバーでは老朽化とデータの増加によってリソースが枯渇してしまうため、最新の仮想化基盤への移行が求められる。
DSolではHCIとAzureを組み合わせたハイブリッドIT基盤を提供している。オンプレミスの基盤はHCIで構築してDSolのデータセンターでプライベートクラウドとして運用する。そしてAzureと連携することでハイブリッドIT基盤を実現する。
サーバー1台から利用できるクラウドを活用したDR対策
お客様の事業を支えるIT環境にはBCP対策も欠かせない。そこでDSolでは「Azureバックアップ三兄弟」と呼ばれるDRソリューションを提供している。これは「Azure Backup」と「Azure Site Recovery」「Azure File Sync」をそれぞれ利用したサービスだ。
Azure Backupはサーバー1台から利用できる簡単・シンプルなクラウドバックアップだ。万が一、システムに障害が発生した場合はAzure Backupで取得したバックアップデータをAzure Site Recoveryで即時復旧する。
さらにオンプレミスで運用しているファイルサーバーのデータを、Azure File SyncでクラウドにレプリケーションすることでDR対策を万全化する。
有田氏は「メインサイトとバックアップサイトをHPEのHCI製品SimpliVityで連携させるDR対策ソリューションもご提供しています」とアピールする。
このほかPowerAppsを領したOffice 365のアプリケーション構築サービスや、Office 365やWebサイトの利用実態などユーザーの仕事の仕方を可視化して分析し、生産性向上などに役立てるPower BIを利用したソリューションの提供など働き方改革の効果向上を支援するサービスも豊富にそろっている。