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PC-Webzine "from DIS" (2018年以前)

2018年12月号

PARTNER TOUR 教育情報ネットワークの課題を抜本的に解決する「CCS エデュケーションクラウド」「セキュアボックスforSchool」

教育ICT推進に向けた「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が昨年10月に公表され、これに則した形でのICT整備が必要とされるに及んで、学校や教育委員会など全国の文教関連組織の現場ではこれに対応すべく厳しい状況が続いています。この状況を抜本的に解決する手法として注目される「CCS エデュケーションクラウド」及び「セキュアボックスforSchool」について、中央コンピューターサービスにお聞きしました。

本社は中標津ですね。

左:取締役 所 達也 氏
中:生涯学習事業部 部長 川端 康仁 氏
右:生涯学習事業部 第二営業課 課長 入交 里奈 氏

所氏(以下敬称略) 北海道は東端の中標津町に本社を構える地域密着のIT企業です。札幌、十勝、後志、道北、東京と支社・営業所は幾つかあるのですが、地域密着という基本は変わりません。中標津は東京をはじめとする大都会とは真逆の田舎ですが、面白いことに田舎だからこそ見えてくるものがあるのです。一例を上げると、人が少ないということは、地域における一人の重要性が高いということで、地域における個人の役割というものが見えてきます。群衆の中では見え難い、個人の価値を自覚し易いということです。これはテクノロジーについても同様で、新たなテクノロジーが地域にどのような影響を与えているのか如実に見えるのです。マスコミをはじめとする一般的な評価ではなく、実践の中から見えてくるものがあります。つまり地方には常に新たな発見があり、これが私達の新たなビジネスにつながります。今回ご紹介するサービスも、このような環境をベースに生まれたもので、時代の流れをより敏感にキャッチできる私達ならではのサービスと言えるかも知れません。

では「CCS エデュケーションクラウド」をご紹介下さい。

川端氏(以下敬称略) 学校における安全安心なネットワーク統合環境を提供するクラウドです。総務省の「自治体情報システム強靭性向上モデル」ではセキュリティ対策要件として「ネットワーク3分割」が記載されており、全国の自治体で行政ネットワークの3分割が行われました。昨年10月に公表された「教育情報セキュリティポリシーガイドライン」において、教育用ネットワークにも3分割が求められています。つまり校務系、校務外部接続系、学習系への3分割で、それぞれのネットワークが直接やりとりできないセキュアなネットワーク環境を学校にも適用するということです。セキュリティを考えると必要な3分割なのですが、これまで学校においては、メールによるファイル送受信やインターネット活用にネットワークの分割という意識はなかっただけに、3分割に向けての準備は大変な作業となっており、そのためのコストも膨大です。全国の学校が直面しているこの問題を抜本的に解決するのが「CCS エデュケーションクラウド」です。自治体ネットワークと同レベルのセキュアなネットワークを、クラウドで学校に提供します。

入交氏(以下敬称略) 教育現場において、必要な人が必要なタイミングで学校内の情報資産を安全安心に利活用できる仕組みを提供するクラウドです。校務系はもちろん、先生の自宅や児童生徒のタブレット端末、その他学校におけるこれまでの情報活用をはるかに上回る利便性を、安全かつ簡単操作で提供します。

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