PC-Webzine "from DIS" (2019年以前)
2018年12月号
「セキュアボックスforSchool」についてお聞かせ下さい。
川端 教育委員会と学校の間をシームレスにつなぐファイル共有サービスです。教育委員会と学校とのファイル交換という用途に絞り込んだところが最大のポイントで、現在この問題に悩んでいるご担当の皆様から高い評価をいただいています。先にも述べた、自治体におけるネットワークの3分割によって大きな影響を受けているのが教育委員会と学校とのファイル交換です。教育委員会は行政組織ですから、自治体間のネットワークであるLGWANが基本となります。しかし学校は行政組織ではないのでLGWANには接続できず、インターネットを利用します。つまり教育委員会から学校へファイルを共有するときは、LGWANからインターネット環境への受け渡しが必要となり、学校から教育委員会へ渡すときはその逆の作業が必要です。どこの教育委員会でも、ご担当の方の運用負担は増えています。負担増は担当者が担う以外にないのが現状で、人力でこれを処理するという状況が続いています。そこで教育委員会と学校の間でのファイル交換を実現するLGWAN-ASPサービスとして「セキュアボックスforSchool」を開発しました。当事者間のネットワークにおける最大の悩みを解決するサービスとして、実務の方の評価は高いものがあります。
入交 学校から教育委員会へファイルを共有する際には、データの無害化を自動で行うなど、情報セキュリティ強靭化対策の基準に則ったサービスです。担当者の異動などを考慮してシンプルでわかりやすいインターフェースとし、マニュアルを見なくても直感的に操作できるよう配慮しています。また「CCS エデュケーションクラウド」と組み合わせることで、学校ネットワークがさらに充実したものとなります。サービス利用に必要な費用は、導入初期費用+月額システム利用料のみで、サーバーなどハードウェアを別途整備する必要はありません。月額利用料については、教育委員会が所轄する学校数によって変動しますので、お気軽にお問い合わせいただければと思っています。
最後に、生涯学習事業部についてご説明いただけますか。
川端 先ほど話に出た"田舎"という立地について、少子高齢化の波は防ぎようがないことは事実です。しかし老いも若きも仕事がないから都会に出るのは当然という風潮については疑問があります。仕事は与えられるものではなく、自分達で工夫して生み出していくものです。学校は数年で卒業しても、学ぶことは一生続きます。地域における生涯学習の今後のあり方に向けて、弊社がどのようにビジネス化して地元の活性化に寄与できるのか。弊社の今後を担う重要な部署として今年4月に「生涯学習事業部」をスタートしました。
中央コンピューターサービス株式会社
https://www.ccs1981.jp/ https://sec.gakkouno-oshigoto.com/
設 立 | : | 1981年7月 |
本 社 | : | 北海道標津郡中標津町北町2丁目22番地 |
代 表 | : | 真籠 毅 |
資 本 金 | : | 4,200万円 |
社 員 数 | : | 78名 |
拠 点 | : | 札幌支社、十勝営業所、後志営業所、道北営業所、東京営業所 |
事業内容 | : | ソリューション開発(自治体・行政、文教、農業、ネットワーク他) |
お問い合わせは ダイワボウ情報システム株式会社
帯広営業所 TEL:0155-25-8750 札幌支店 TEL:011-242-4236 まで