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PC-Webzine "from DIS" (2018年以前)

2017年06月号

PARTNER TOUR ピッキングミスによる誤出荷を抜本的に改善する「おまかせシリーズ」

栃木県内に11の拠点を持つ花咲グループのシステム開発企業として活躍するマテハンソフトは、ワンストップで開発・運用サポートを行うことによる低コストかつ高パフォーマンスのソリューション提案が特徴です。今が旬のオリジナルパッケージソフトについてお聞きしました。

御社は物流関連システムの開発が中心ですか。

左:システム営業部 部長 穐山 智博氏
中:システム営業部 主任 清水 賢一氏
右:システム開発部 主任 齋藤 主税氏

穐山氏(以下敬称略) 物流も得意分野であることは確かですが、弊社が誕生した1970年代、これからはコンピュータがあらゆる企業に不可欠の存在になると判断しての創業ですので、業種や業務を限定することなく全方位で取り組んでいます。実績的には製造業、物流業、建設業などのお客様が多いことは事実です。本日は、弊社ならではのオリジナルシステムとして、ハンディターミナルを活用してピッキングミスによる誤出荷を抜本的に改善する「おまかせシリーズ」をご紹介させていただきます。

ではアピールポイントをお聞かせ下さい。

清水氏(以下敬称略) 簡単導入、簡単操作、低価格の3点に尽きます。倉庫管理システム(WMS)ではハンディターミナルを活用したピッキング処理は珍しくありませんが、それはあくまでもWMSの中の一つの機能であり、WMSを構築してはじめて使える機能です。弊社はWMSを40年間にわたって開発し販売してきた経験から、企業規模を問うことなく手軽に導入できて操作が簡単なピッキング・出荷システムへの要望が強いことを痛感しました。そこで、PCから出荷データをハンディターミナルに取り込んでこのデータを基にピッキング操作を行って商品を出荷するまでの作業をシステムとして切り出して商品化しました。出荷データさえあれば、「おまかせシリーズ」だけでピッキングミスによる誤出荷の問題は解決し、時間やコストのかかる棚卸し作業も大幅に改善されます。

どのようなハンディターミナルが使えますか。

清水 今のところキーエンスとカシオの製品が利用できます。「おまかせシリーズ」は、PC用ソフト、ハンディターミナル、ハンディターミナル用ソフトを同梱したセット商品で、価格は1セットにつき30万円です。1セットでのご使用ももちろん可能ですが、数台のハンディターミナルを導入されケースが一般的で、価格的にも柔軟に対応します。

端末にスマートフォンを使うことはできませんか。

齋藤氏(以下敬称略) 現実的には不可能です。最近のスマートフォンの進化は言うまでもなく、低価格ということもあってその活用分野の広がりは周知の通りです。しかしスマートフォンにはバーコードリーダーがありません。バーコードをカメラで読み取る方法も考えられますが、操作性や処理時間など実用的にはハンディターミナルにとても及びません。加えて端末の強度や操作性、バッテリーの問題などを考慮すると、出荷現場で使う端末としてはハンディターミナルが唯一の選択肢だと思います。ハンディターミナルについて基本的にメーカーは限定しませんが、現在のところはキーエンスおよびカシオを利用しているということです。

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