PC-Webzine "from DIS" (2024年)
2024年11月号
意思決定や意見交換の場として会議は欠かせない。しかし会議に出席している相手の人となりを知らないと、こんな意見を言って大丈夫だろうかと不安になってしまうことがあるだろう。その結果、創造的な意見や発想が会議の場から生まれなかったり、誰も話していない時間が長くなることで会議の時間が長引いてしまったりといった課題が生じている。ビジネスシーンのこういった課題を解決してくれる製品として、イグアスのミーティングボード「i+hub」を紹介する。
紙のように滑らかな書き心地
イグアスはIBM製品の販売から構成支援・導入サポートなどを提供している企業だ。そんな同社が提供する製品の一つに、「ゲームをしてから会議スタート」をコンセプトに開発された「i+hub」がある。i+hubは、4K大画面タッチパネル、カメラ、マイク、スピーカーが一体化したミーティングボードだ。
i+hubの基本機能について、イグアス ビジネス開発営業部 八木映里香氏は次のように話す。「基本機能は三つあります。一つ目が『ホワイトボード』機能です。他社製品と比較して書き込み遅延速度を30%改善することで、紙に直接書いているような滑らかな書き心地を実現しています。テキストや図形の認識機能も備えており、テキストの認識にはAIを活用しているため、間違った文字を書いても自動でAIが正しい文字に修正してくれます。書いた内容は保存して再利用したり、メールで配布したりも可能です。二つ目が『プレゼンテーション』機能です。付属のワイヤレスドングルを用いることで、ワンタッチでPCの画面をi+hubに投影可能です。付属のリモコンでページ送りやレーザーポインター操作もでき、魅力的なプレゼンを行えます。さらに、投影画面に直接書き込みを行ったり、書いた内容を保存したりできます。三つ目が『Web会議』機能です。付属のドングルを使うことで、i+hub搭載のカメラ、マイク、スピーカーをワイヤレスで利用でき、高品質なWeb会議を行えます。Web会議に接続するのはこれまで通り自分のPCだけで、i+hub自体はネットワークに接続しないため、高いセキュリティを実現できます」
発言しやすい空気を生み出す
i+hubは誰にでもできる簡単なオリジナルのアイスブレイクゲームを搭載し、会議前に短時間一緒にゲームをプレイすることで円滑なコミュニケーションを実現する。インベーダーゲームを体験した世代からスマホゲームを楽しむZ世代まで何らかのゲーム体験を持つ幅広い世代を"ゲーム"という共通語でつなぐことで、これまでにないコミュニケーション基盤を提供している。同社 ビジネス開発本部 戦略システム開発部 部長 鈴木達則氏は、アイスブレイクゲームのメリットについて以下のように説明する。「会議や研修の前にアイスブレイクゲームを行うことで、自然に相手と仲良くなり、場の雰囲気を和ませられます。発言しやすい空間作りの助けになります」
最後に今後の展望について、同社 ビジネス開発営業部 部長 佐藤直樹氏は「i+hubを拡販していくことで、お客さまの会議におけるコミュニケーションを活性化させます。そうすることによって、お客さまが会議で創造的な意見や発想が生み出せる手助けをしていきます」と語った。
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ビジネス開発本部
戦略システム開発部
部長
鈴木 達則 氏 -
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ビジネス開発営業部
部長
佐藤 直樹 氏 -
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ビジネス開発営業部
八木 映里香 氏
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