PC-Webzine "from DIS" (2023年)
2023年07月号
温度や湿度をはじめ、照度、二酸化炭素濃度、気圧、騒音といった多種多様なセンサーが、あらゆる産業で活用されている。企業の中には、センサーを活用して施設や設備を管理したいと検討しつつも、運用面での複雑化の不安からなかなか導入に踏み切れないというケースも少なくない。そうした企業に向けて、ウェバートンが提供するのが、さまざまなセンサーを自由に組み合わせて一元的に管理できるサービス「みまもりーね Biz」だ。
企業に最適なサービスを提案
ウェバートンは“ICT現場力で一期一会を繋げる”を企業理念に掲げ、ネットワークインテグレーションサービスをはじめ、各種ソリューションを含めたICTインフラサービス全般を提供する企業だ。マルチベンダーの強みを生かし、デバイス、ゲートウェイ、プラットフォームといった多種多様な手段を組み合わせて、企業に最適なIoTサービスの提案を行っている。
そんな同社が提供するサービスが、さまざまなセンサーを自由に組み合わせて一元的に管理できるサービス「みまもりーね Biz」だ。「当社は、産業経済新聞社さまと共に温度・湿度・照度が測れる環境センサーを用いた『みまもりーね』という高齢者の見守りを支援するサービスの開発・提供を行ってきました。個人向けとして展開していますが、法人のお客さまから提供を希望する声も多く、そうした要望に応えたのが、みまもりーね Bizです。お客さまのニーズに合わせてさまざまなセンサーに対応し、データを一元的に管理できるサービスとなります」とウェバートン 日髙雄介氏は説明する。
用途に応じて柔軟にカスタマイズ
みまもりーね Bizの特長はカスタマイズ性の高さだ。利用するセンサーは顧客のニーズに合わせて自由に選択できる。取得したデータは、 Webブラウザーを通してPC・タブレット・スマートフォンなどから確認が行える。「みまもりーね Bizは柔軟性が高く、導入後にセンサーを増やしたり、減らしたりといったお客さまの要望にも細かく応えられます。API連携に対応していれば、複数のメーカーのセンサーを一元管理することも可能です。お客さまの数だけ使い方は無限に広がっています」とウェバートン 小林藍紗氏はアピールする。
実際、みまもりーね Bizを導入している企業においても、さまざまな用途で活用されている。例えば、湿度を測って宿泊施設の湿気対策をしたり、マイナス300度まで測れる温度センサーを利用して氷製造工場の温度監視を行ったりしている。「ほかにも介護施設での高齢者の見守り、設備や物の状態を管理するいわゆるモノの見守り、農業分野での利用など多岐にわたって活用することが可能です。そしてその取得したデータをしっかり活用することが、みまもりーね Bizの価値です」(小林氏)
今後の展望について、「まずは、みまもりーね Bizをはじめとする当社の製品を多くの販売店さまやメーカーさまに知っていただきたいと考えています。直近では、2023年6月28~30日に開催される『COMNEXT 第1回[次世代]通信技術&ソリューション展』のゼネックコミュニケーションさまのブースにて共同出展を予定しています。商談の機会を増やしながら、お客さまの課題解決に向けて製品の展開を積極的に行っていきます」と日髙氏は意気込みを語った。
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セールスデザイン統括部
統括部長
日髙 雄介 氏 -
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セールスデザイン統括部
第1SD部 リーダー
小林 藍紗 氏
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