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PC-Webzine "from DIS" (2020年)

2020年12月号

PARTNER TOUR ITインフラ環境や仮想環境の構築について コンサルやサポートを含めて顧客を総合的に支援

神戸市の中心部に本拠を置くプレオンは関西圏の中小企業を中心にITを総合的に支援している。昨今は新型コロナウイルス感染対策への取り組みとして、リモートワーク環境の構築に関するクラウドサービスの導入やセキュリティ対策の強化といった相談が増えているという。さらに同社は企業のリモート対応の手段となるWebサイトの制作にも力を入れており、IT総合支援の幅を広げている。

ITに関して総合的に支援

プレオンはLANなどのネットワークの設計から配線工事、構築、保守・運用、さらにはPCやサーバーの設置、キッティングなど、ITのインフラに関するサービス提供に強みを持つ。しかしITを導入、活用する企業、特に同社の主要顧客である中小企業ではITを専任で担当する人材が確保できない、そもそもITに関する知識のある人材がいないといった悩みがあり、ITに関してさまざまな相談が寄せられる。そこで同社はITに関して総合的に顧客を支援するサービス「iTrainer」を提供している。

iTrainerはITの導入、構築から保守・運用、改善といったサイクルの全てを網羅する。サービスにはITコンサルティングやインフラ環境構築、ITサポートが含まれており、サポートしながらITインフラ環境を分析してIT活用を進めていくための提案、導入も行う。サポートだけではなくサーバーや仮想化環境の構築、機器の移転作業、LAN工事なども含まれており、まさに顧客のITに関して全てを請け負うサービス内容となっている。

iTrainerのメリットについて同社の本多俊也氏は「iTrainerはサブスクリプションサービスとなっており月額で利用できる。突然生じるITのさまざまな問題に当社が即座に対応するため、お客さまは本来の業務に専念できる。お客さまごとに最適化したITを実現することで、仕事の精度と効率が上がり成長につながる」と強調する。

デザインやHCIにも注力

iTrainerによる総合的なサービス提供だけではなく、顧客の要望に応じて部分的に利用できるサービスも用意されている。具体的には「ITサポート」「キッティング」「仮想環境構築」「LAN工事」「IT機器販売」などだ。さらにWebサイト制作サービスも提供している。

新型コロナウイルス感染対策としてインターネットを利用した遠隔・非接触の対応が求められており、ビジネスにおけるWebサイトの活用が重要になっている。同社ではWebサイトのシステムやネットワークの導入、構築、さらにはWebページのデザイン制作まで総合的にサービス提供している。同社の藤井義人氏は「Webサイトだけではなく印刷物やロゴなどのデザイン制作にも対応しており、お客さまの企業イメージを統一したビジネス展開も支援している」とアピールする。

今後のビジネスの展望について同社の平川 寛氏は「オンプレミスのサーバーを集約して効率化したいという要望が増えている」と指摘する。そこで同社はHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)を2ノード構成で提供するサービスを用意している。HCIを検討しても規模と予算の面で導入に至らないケースがあり、小規模構成のHCIを提供することで顧客の要望に応える狙いだ。30台ほどのサーバーの集約やストレージ機器で構成された基幹システムのリプレースなどを想定している。

  • 執行役員 技術営業部 部長
    藤井 義人氏

  • 執行役員 技術統括部 部長
    平川 寛氏

  • 技術統括部 リーダー
    本多 俊也氏

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