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PC-Webzine "from DIS" (2018年以前)

2016年09月号

プロジェクションマッピングの世界を拡げる「BRIGHT JAM」「Projection Canvas」

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立体にさまざまな映像を映し出すCG技術「プロジェクションマッピング」が注目を集めています。ハードやソフトの進化によって一般ユーザーにも利用できる環境が整ってきたことが、最近の急速な普及につながっています。簡単操作のプロジェクションマッピングソフトを実用化してこの分野を牽引する北海道日興通信に、プロジェクションマッピングの魅力をお聞きしました。

まずプロジェクションマッピングについてご説明いただけますか。

ソリューション営業部 部長 堀田 誠氏 ソリューション営業部 部長 堀田 誠氏

立体物をスクリーンとして映像を映写する技術、およびこの技術を駆使したパフォーマンスを指します。スクリーンとなる立体物としては、大規模な建築物から店舗、航空機、自動車、日用小物に至るあらゆるモノが対象になります。イベントなどで動画や音楽を駆使したパフォーマンスをご覧になった人も多いのではないでしょうか。

プロジェクションマッピングソフトを開発した経緯を。

弊社は日興通信グループの中でもCGなどビジュアル技術に特化した企業として知られています。TV局をはじめとする放送システムにも長年深く関わっており、皆さんがTV画面で見る映像の背景やテロップ、バーチャルラインその他、さまざまな形で弊社の技術が利用されています。このCG技術を活かして商品化したのがプロジェクションマッピングソフトです。これまでのプロジェクションマッピングは専門家やグループが作る世界であり、一般ユーザーはこれを観るだけという立場でした。しかしツールさえあればプロジェクションマッピングは誰でも作って楽しめるのです。そこで簡単操作のプロジェクションマッピングソフトを商品化し、昨年から販売を開始しました。技術的には、3Dグラフィックスと動画編集をハイブリッド化したソフトと言うことができます。弊社のソフトなら、プロジェクター、PC、ソフトのみでプロジェクションマッピングが始められます。

では商品をご紹介下さい。

個人向け、個人向け上級、プロ用の3種類を用意しました。まず個人向けの「BRIGHT JAM」は、同時に投影できるオブジェクトを最大5要素に限定することで、低価格と簡単操作を実現したソフトです。個人向け上級の「Projection Canvas Lite」は、最大10要素のオブジェクトを同時に投影することができます。プロ用の「Projection Canvas Pro」は、同時投影するオブジェクトの数は無制限です。Proでは1パッケージごとに4台のPCにインストールが可能で、4台を1台のPCから操作できるリモートコントロール機能が利用できます。離れた場所に設置した複数台のプロジェクターを使ってさまざまな方向から投影することで、より大規模なプロジェクションマッピングが可能になります。3商品ともに動画の一部分をマスクして投影するマスク機能を備えていますが、Proでは四角形のマスクに加えて円形や好みの図形にマスクした投影が可能です。

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