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ダイワボウ情報システム株式会社

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ニュースリリースNews&Topics(2018年)

2018年05月25日

小学校教員向け「Scratch」による指導テキスト「はじめてのプログラミング授業実践」の無償配布について
~ パソコン、タブレットを活用した小学校児童のプログラミング教育推進への取組み ~

ダイワボウ情報システム株式会社

ダイワボウ情報システム株式会社(大阪市北区、取締役社長:野上 義博、以下「DIS」)は、小学校におけるプログラミング教育/コンピューター教育の推進を目的に、プログラミング指導テキスト「はじめてのプログラミング授業実践」を制作し、全国の自治体、教育委員会、ならびに小学校向けに無償提供を開始致します。

2020年度から実施される新小学校学習指導要領におけるプログラミング教育の必修化を踏まえ、先進的な自治体や学校においてプログラミングや研究が行われています。また、文部科学省から「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」(2018年3月)が公表されるなど、プログラミング教育普及に向けた様々な準備が進んでおります。
しかし、未だ多くの自治体や学校では、プログラミング教育を実施するためのハードルは高く、全教員がプログラミング演習に取り組むための効果的な教員研修や、指導者向けのテキスト、教材が求められておりました。

今回DISは、全国の小学校でパソコンを利活用したプログラミング教育や演習をさらに推進することを目的に、インテル株式会社の協力の下、MITメディア·ラボのライフロング·キンダーガルテン·グループが開発したブロック型プログラム言語「Scratch(スクラッチ)」を用いたプログラミング演習の指導テキスト「はじめてのプログラミング授業実践」を教員向けに企画・制作し、本日よりDISの文教向けサイトからの申込受付を開始致しました。

このテキストは、はじめてプログラミング授業を実践する教員が、パソコンやタブレット上で「Scratch」の基礎知識や基本操作方法を習得しながら、「Scratch」を児童の思考ツールとして活用する考え方が学べます。また、このテキストには新学習指導要領に例示されている小学校5年生算数の正多角形図形の描画プログラムの作成や指導のポイントを押さえた解説までを網羅しており、今後多くの自治体教育委員会や学校でプログラミング教育の研修などでテキストとして活用できる内容です。

提供方法は、2018年5月25日~9月30日迄のお申し込み制にてデータでご提供を致します。

お申込み方法は、下記URLをご参照ください。
URL:https://sip.dis-ex.jp/news.html?id=205

DISでは、子どもたちがコンピューターをより適切、効果的に活用し、プログラミング的思考を養い、将来の社会で活躍できるきっかけになる事を期待しております。
今後もDISはICTを活用した教育環境の整備に取り組んで参ります。

ダイワボウ情報システム株式会社(DIS)について
国内最大級のICT関連商品のディストリビューターです。マルチベンダーとして、世界中の多くの有力PCメーカーおよび周辺機器メーカーに対する圧倒的な商品調達力と、地域密着をモットーとした営業体制で、確かなものを全国すみずみに提供することにより、自然と調和した豊かな情報化社会に貢献していきます。
DISに関する情報はhttp://www.pc-daiwabo.co.jpで入手できます。

DISの文教向けサイトについて
子どもたちに必要な「デジタル社会を生きる力」の育成に貢献すべく、「DIS教育ICT総合サイト」を開設しています。またソーシャルメディア等も活用し、教育委員会、学校などの教育機関や文教パートナー、メーカーへも訴求を行っています。
DIS教育ICT総合サイトの情報はhttps://sip.dis-ex.jp/で入手できます。

Scratchについて
Scratchとは、2006年にMITメディア・ラボのミッチェル・レズニック博士が主導し開発した、ビジュアル・プログラミング型言語です。プログラミング初心者がプログラミングに必要な構文の書き方を覚えなくても、命令が表記されているブロックを組み合わせることで簡単にプログラムを作成することができます。
Scratchは、現在、40言語に対応しており、150以上の国と地域で、2千万人以上がアカウントを登録しています。各ユーザーは、ゲームやアニメーション、プレゼンテーションなどさまざまなプログラミングを行うとともに、Scratchが用意するオンライン・コミュニティで作品を共有したり、リミックス(継承し改善)したりしています。

プログラミング的思考について
“自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力”
(出典先:文部科学省 小学校プログラミング教育の手引(第一版)より)

※Scratchは MITメディア·ラボのライフロング·キンダーガルテン·グループによって開発されました。
 詳しくはhttp://scratch.mit.eduをご参照ください。
※Intel、インテル、Intelロゴは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
※記載の社名、製品名などは、各社の表示、商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせは、以下にお願い致します。

【本件に関するお問い合わせ先】
ダイワボウ情報システム株式会社
(広報に関するお問い合わせ)人事総務部総務課 長島 
TEL:06-4707-8000
E-mail:webadmin@pc-daiwabo.co.jp

(製品に関するお問い合わせ)マーケティング部文教グループ 岡本、山田、渡邉 
TEL:03-5746-6513
E-mail:dis-bunkyo@pc-daiwabo.co.jp