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PC-Webzine "from DIS" (2025年)

2025年04月号

PARTNER TOUR オフィスや店舗の電話DXを推進「CLOUD PHONE」

ビジネスチャットやWeb 予約管理システムが普及した現在でも、電話を用いたコミュニケーションは活発に行われている。固定席を設けているオフィスであれば、自社の固定電話は頻繁に使う機会があるだろう。飲食店・美容院といった店舗においても、Webと電話の両方で来店予約や問い合わせを受け付けているケースは多い。そのためハイブリッドワークを推奨する企業では、固定電話対応のためだけに出社したり、店舗では営業時間外の電話を取り逃してしまったりといった問題が発生する。それを解決するのが、Wiz が提供するクラウドPBXサービス「CLOUD PHONE」だ。

電話DXでどこからでも受発信

Wizはミッションに「人と企業の課題をITで解決する」を掲げ、ITサービスやITインフラ関連ソリューションの販売を行う企業だ。顧客の課題解決に役立つさまざまな事業を行う中で、現在はデジタルトランスフォーメーション(DX)支援事業に注力している。そうした中でWizが提供しているソリューションが、企業の電話DXに貢献するクラウドPBXサービス「CLOUD PHONE」だ。

Wiz 代表取締役 CEO 山崎 俊氏は「チャットツールが普及しても、音声コミュニケーションはいまだになくなっていません。大半の企業は、売り上げの50%以上を電話経由で獲得しています。そのため電話のデジタル化は、企業の売り上げに直結するのです」と切り出す。続けて、 CLOUD PHONEの提供を開始した背景をこう語る。「コロナ禍を契機に在宅勤務が広まり、会社へかかってくる電話にどう対応していくかが課題になりました。それを解決するには電話をクラウド化し、PCやスマホでどこでも誰でも電話の受発信が行える環境を整えることが必要だと考え、当社は電話DXの支援に取り組んでいます」

さらに続けて山崎氏は、2025年は電話DXにおけるターニングポイントだと話す。「2025年1月から、どの通信事業者で取得した固定電話番号であろうと、保有している番号を変更せずに別の通信事業者へ乗り換えられる仕組み『双方向番号ポータビリティ』が開始しました。こうした制度の整備により、固定電話のクラウド化はより容易になってきています」

外出中・時間外の電話にも対応

CLOUD PHONEを利用すれば、顧客は自社の固定電話番号を利用した受発信をスマホやPCで行えるようになる。電話番のために出社したり、外出中/離席時に来た電話を取り逃してしまったりすることがなくなるのだ。利用に際してPBXの設置や新規の電話配線工事が不要なので、低コストでの導入を実現する。クラウドPBXを初めて導入する顧客であっても、専門のサポートチームが導入から運用まで手厚くサポートするため、安心して使い続けることが可能だ。山崎氏は「固定電話をクラウド化することで、例えば電話で予約を受け付けている店舗であれば、営業時間外でもエンドユーザーの問い合わせに対応できるようになります」とCLOUD PHONEをアピールする。

もし深夜や早朝に問い合わせが来た場合も、不在着信/営業時間外の着信に定型文をSMSで送信する「SMSの自動送信」機能、入電先の自動振り分けや営業時間外の音声対応が可能な「IVR」機能などを使えば、エンドユーザーへの対応が行える。

山崎氏は加えて、CLOUD PHONEの特長を次のように話す。「CLOUD PHONEは、通話相手との会話を録音できる『通話録音』機能を備えています。もしカスタマーハラスメントを受けた場合も、音声を証拠として残しておくことが可能です。こうした形でクレーム対策も行えるため、電話予約を受け付けている飲食店や美容院、電話の問い合わせが頻繁に来る企業など、電話によって売り上げを上げているお客さまであれば企業規模を問わず有効なサービスです」

最後に山崎氏は、CLOUD PHONEの展望をこう語った。「現在CLOUD PHONEでは、使用中の固定電話番号を引き継げる『番号ポータビリティ』は政令指定都市を中心とした一部地域のみ対応となっています。今後は全国的に展開できるよう取り組みを進め、日本中全ての固定電話をクラウド化します。本製品で電話DXを積極的に進めることは、お客さまの売り上げアップにつながっていきます」

  • Wiz
    代表取締役
    CEO

    山崎 俊 氏

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