PC-Webzine "from DIS" (2024年)
2024年11月号
映画や観劇、スポーツ観戦といったエンターテインメント関係をはじめ、企業説明会や面接など予約システムが必要なシーンは多岐にわたる。同じ予約であっても、予約システムで必要になる機能は顧客の事業内容ごとに大きく異なるだろう。さらに、自社で会員基盤を所持している場合は、新規導入する予約システムと既存の会員基盤を連携できたら便利だ。こうした願いをかなえるには、柔軟なカスタマイズ性を持ち、さまざまなシステムとの連携が可能な予約システムが必要となる。そこで活用したいのが、アイテック阪急阪神が提供する予約システム「モアリザ」だ。
予約の標準機能をモジュール化
アイテック阪急阪神は経営理念に「電子、通信、情報技術の活用を通じて社会の発展に貢献すると共に、事業にかかわるすべてのひとの幸福を追求します。」を掲げ、エンターテインメントや不動産、医療をはじめとした幅広い分野でシステム開発・運用などの事業を展開している。そうした中で、多様な事業分野で活用可能なシステムとして提供しているのが、予約システム「モアリザ」だ。
アイテック阪急阪神 イノベーション&アライアンス推進本部 ビジネス推進部 担当部長 垣之内章平氏は、モアリザの提供を開始した背景を「お客さまのDX推進を支援していく中で、イベント予約や備品予約などのニーズを複数の企業から伺ったことが、モアリザを提供するきっかけになりました」と語る。
モアリザは、機能のカスタマイズが可能な予約システムだ。自由に複数の座席レイアウト作成が可能な「座席指定」、週間/月間カレンダーや祝日にも対応できる「スケジュール表示」など、予約をする際に欠かせない機能を標準で搭載している。
モアリザの特長を、アイテック阪急阪神 イノベーション&アライアンス推進本部 ビジネス推進部 企画推進課 主幹 森本結佳氏はこう話す。「モアリザは各業種業界へスピーディーに導入できるように、標準機能がモジュール化されています。SaaSでありながらセミオーダー型のシステムになっているため、顧客の自社会員基盤との連携も行えます。顧客の既存ビジネスにフィットする予約システムを提供可能です」
マーケティング支援も可能
アイテック阪急阪神 イノベーション&アライアンス推進本部 ビジネス推進部 担当部長 友金耕志氏は「モアリザは、予約を必要とする全ての事業で活用可能です。同じイベントでもブースごとに予約形式を変えたいなど、複雑な予約方法にも対応できます」とモアリザをアピールする。
続けて森本氏は、モアリザの展望を次のように語る。「予約の際に入力されたユーザーの個人情報を、マーケティングに活用してほしいです。今後はさらに顧客のマーケティングを支援できるように、ユーザーのデータを管理する『Customer Data Platform』(CDP)とパッケージングして提供する戦略を検討しています」
最後にアイテック阪急阪神 イノベーション&アライアンス推進本部 DX事業推進部 竹野圭祐氏は、モアリザのさらなる展開に向けてダイワボウ情報システム(DIS)への期待をこう話した。「モアリザとの組み合わせでさらなるシナジーを生み出すソリューションの紹介を期待しています。今後もDISさまと共に、さまざまな業種・業態の顧客へモアリザを展開していきたいです」
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イノベーション&
アライアンス推進本部
DX事業推進部
竹野 圭祐 氏 -
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イノベーション&
アライアンス推進本部
ビジネス推進部 担当部長
友金 耕志 氏 -
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イノベーション&
アライアンス推進本部
ビジネス推進部
企画推進課 主幹
森本 結佳 氏 -
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イノベーション&
アライアンス推進本部
ビジネス推進部 担当部長
垣之内 章平 氏
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