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PC-Webzine "from DIS" (2022年)

2022年06月号

PARTNER TOUR 広帯域でセキュアなネットワーク接続を実現「BroadLine クラウド接続ソリューション」

電気・ガスなどのエネルギー事業や住宅リフォーム事業などを手掛けるTOKAIグループの一員として、主に情報通信事業を展開しているTOKAIコミュニケーションズ。1977年の設立以来、「通信事業」「データセンター事業」「システムインテグレーション事業」の三つを柱として情報通信サービスを提供してきた。今回は、約1万kmに及ぶ光ファイバーケーブルを所有している強みを生かしたネットワークサービス「BroadLine クラウド接続ソリューション」を紹介する。

約1万kmの光ケーブルを所有

TOKAIコミュニケーションズは、TOKAIグループの情報通信事業を担う企業として全国に通信事業を展開している。そうした中、特に注力している分野についてTOKAIコミュニケーションズ 法人営業本部 中日本事業部 営業二部 部長 増田統生氏は「自社で所有している光ファイバーケーブルを活用した法人向け通信サービスの販売に注力しています。このケーブルは、岡山から北関東まで総延長約1万kmにわたって敷設されています。さらに、静岡と岡山の2カ所にデータセンターを所有し、多数のエンジニアを常駐させるなど、万全の管理体制を整えています。また、2012年に国内に先駆けて海外の大手クラウド事業者の認定を取得開始し、AWSやMicrosoft Azure、IBM Cloud、Google Cloud、Oracle Cloudなどの大手クラウドサービス事業者との相互接続を積極的に進めています」と話す。同社はこうした強みを生かした法人向け通信サービス「BroadLine クラウド接続ソリューション」を提供している。

BroadLine クラウド接続ソリューションは、クライアントの通信拠点やデータセンターとクラウド環境を接続するネットワークサービスだ。ネットワークへの接続には、専用線や広域イーサネットなどを使用することで、安全かつ安定した接続を実現している。同社 法人営業本部 中日本事業部 営業二部 営業二課 課長 髙山裕史氏は「AWSの閉域網接続サービス『AWS Direct Connect』を用いることで、広帯域・高品質な閉域網接続を可能にします。また、当社が展開しているVPN接続を用い冗長構成を組むことでコストを抑えた接続も実現できます」と話す。

マルチクラウド接続に対応

BroadLine クラウド接続ソリューションは、マルチクラウド接続にも対応している点が魅力だ。複数のクラウドサービスを組み合わせることで最適なネットワーク環境を構築できるマルチクラウド接続は「複数のクラウドベンダーの機能やコストを比較・選定し、最適なネットワーク環境を構築できます」と髙山氏は話す。

さらに、サポート体制が充実している点もTOKAIコミュニケーションズの強みだ。例えば、24時間365日対応可能な監視センターを設置し、自社ネットワークだけでなく、クラウドに接続するネットワーク機器の監視も一括して行っている。専門のトレーニングを受けたエンジニアが通信サービスの監視や障害時の復旧対応などを実施している。「セキュアなネットワーク接続は事業を継続する上で欠かせない要素であると考えます」(増田氏)

TOKAIコミュニケーションズは国内で唯一、AWSとのさまざまな接続を実現できるソリューションを提供し、多くの実績のあるネットワーク事業者に与えられる「AWSネットワークコンピテンシーISV、およびコンサルティング」に認定されている。こうした点を踏まえて、増田氏は「ダイワボウ情報システムさまと協業を進めつつ、営業、サポート体制を拡充し、全国規模で業務を幅広く展開していく計画です」と展望を語った。

  • 法人営業本部 中日本事業部
    営業二部 部長

    増田 統生 氏

  • 法人営業本部 中日本事業部
    営業二部 営業二課 課長

    髙山 裕史 氏

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