ダイワボウ情報システムは国内最大級のIT専門商社です。

ダイワボウ情報システム株式会社

企業情報

PC-Webzine "from DIS" (2022年)

2022年05月号

PARTNER TOUR 製造業のDX実現を後押しする生産管理システム「KORYAKU PMS」

製造業において「Quality(品質)」「Cost(費用)」「Delivery(納期)」(QCD)は重視するべき欠かせない要素である。高品質の製品を、価格は抑えつつ、希望する納期までに届けることで顧客満足度の向上につなげられる。QCDを維持するためには、受注、生産、進捗、納品などの生産管理が重要であり、生産管理システム「Production Management System」(PMS)を導入する企業も少なくない。トヤマデータセンターが近日リリース予定の生産管理システム「KORYAKU PMS」は、業務に合わせてカスタマイズできる柔軟性の高さが魅力の製品だ。

業務に合わせて機能を選択

トヤマデータセンターは“情報化社会をトータルサポート”を経営理念に掲げ、1970年の創立から企業の課題に寄り添い、分野・業種・業務を問わず情報システムのコンサルティング、システム開発・構築、運用のためのサポートやサービスを提供するシステムインテグレーターだ。「当社は、創業当初より工場などの現場に密着したシステムを手掛けてきました。製造業を中心とした全国のお客さまへの支援やメーカーさまとの協業の経験から、当社が最も得意とする業種は製造業であると自負しています。 50年以上にわたるシステム開発の経験と最新技術を生かしながら、現場から経営者まで各階層が抱える課題を解決していきます」とトヤマデータセンター 取締役 澤田清隆氏は話す。

柔軟なシステム構築を実現

そんな同社が近日リリースを予定しているのが、製造業向けの生産管理システム「KORYAKU PMS」である。

生産管理に必要な機能は企業によって異なります。『パッケージシステムでは業務に合わない』『カスタマイズするために高額な投資が必要になる』といったさまざまな問題がPMSの導入のハードルとなっているケースがあります。 KORYAKU PMSは、必要な機能を選択して導入できる柔軟性の高いテンプレート型の生産管理システムです。PMSの導入における課題を取り除き、生産管理の業務効率化、さらには製造業のDXに貢献できる製品です」と同社 販売グループ 部長 入江正明氏はアピールする。

KORYAKU PMSは、受注管理、生産管理、品質管理、在庫管理、進捗管理、原価管理など生産管理業務で必要となる豊富な機能の中から、プラグイン方式で企業のニーズに合わせて自由に選択して導入することができる。「カスタマイズ・アドオン開発により、業務独自の機能を追加することが可能です。フレームモデルを用意し、スクラッチシステムに匹敵する柔軟なシステム構築を実現します」とトヤマデータセンター システムソリューション部 室田裕司氏は説明する。

ほかにも、クラウド対応であることや簡単な操作性、外部システムとのAPI連携ができることなどKORYAKU PMSには多くの魅力がある。「クラウド対応システムの場合、サーバー機器類の導入が不要です。システム機器の管理業務を大幅に削減できます。PC、タブレット、スマートフォンだけではなく、Raspberry Pi(汎用ボードコンピューター)、非接触式ディスプレイといった多様なデバイスと組み合わせて利用できることもKORYAKU PMSの特長です。また、外部システムとデータの連携ができるAPIを提供し、データを利活用できる点もポイントです」(室田氏)

「KORYAKU PMSは、企業規模を問わず多くのお客さまの課題解決に貢献できる製品です。今後は、当社が今まで培ってきた開発の経験やノウハウを生かし、KORYAKUシリーズのラインアップを充実していきます」と澤田氏は意気込みを語った。

  • 取締役
    澤田 清隆 氏

  • 販売グループ 部長
    入江 正明 氏

  • システムソリューション部
    室田 裕司 氏

image.php?file=from_dis.296.1.jpg

月刊ITビジネス情報誌「PC-Webzine」では、DISグループの最新情報を「fromDIS」というコーナーで掲載しています。こちらのページでは「fromDIS」に掲載されたトップニュースなどを一部ご紹介しています。
また、「PC-Webzine Degital Book」では、本誌掲載記事を電子bookでご覧いただけます。合わせてご覧ください。