PC-Webzine "from DIS" (2022年)

ピー・ビーシステムズは、「質実剛健で気の利いた、本当に顧客のためになるシステムを」を掲げ、1997年の設立以来、アプリケーションの開発やインフラ基盤の構築などで企業の課題解決を支援してきた。その一方で、360度投映可能なVRスクリーンシステムの開発、販売に注力するなど、幅広く事業を展開している。今回は、容易な導入、運用を実現する統合アプライアンス製品「Dell Technologies PowerProtect DP4400」を紹介する。

「Powerful and Beautiful」のPとBを社名に取り入れたピー・ビーシステムズは、九州地方を中心にクラウドシステム事業を展開するIT企業だ。1997年の設立以来、IT企業や教育機関などと業務提携、協業を重ね、クラウドシステムやVRシステムの開発、販売を手掛けてきた。近年は、サイバー攻撃によるデータの流出を防ぐため、セキュリティ対策にもつながるバックアップ製品への問い合わせが増えているという。ピー・ビーシステムズ 執行役員 営業本部 営業部長 宮地洋氏は「連日サイバー攻撃による被害がさまざまなメディアで取り上げられ、多くの企業は危機感を持っています。セキュリティ対策の一環としてデータのバックアップ体制を構築することは急務となっており、統合アプライアンス製品に注目が集まっています」と話す。そこで同社は、デル・テクノロジーズが手掛ける統合アプライアンス製品「Dell Technologies PowerProtect DP4400」の販売に注力している。

Dell Technologies PowerProtect DP 4400は、データ保護ソフトウェアを搭載し、手軽にデータのバックアップやリカバリーなどが行える統合アプライアンス製品だ。独自のOSを採用していることで、ランサムウェア対策にもなるという。この点について、営業本部 営業部 田端真道氏は「ランサムウェアによる被害の9割以上がWindows OSの脆弱性を狙って行われていると言われています。独自のOSを採用することで、脆弱性を狙われる機会が少なくなり、サイバー攻撃による被害を軽減することが期待できます。さらに、Dell Technologies PowerProtect DP4400を導入することで、これまで別々に管理されていた企業のインフラ基盤全体を、1台に集約して管理できるため、導入のメリットは大きいと思います」と語る。

ピー・ビーシステムズには、デル・テクノロジーズの認定を受けたシステムエンジニアが在籍している。そのため、素早いシステムの構築、運用を実現できるという。「導入にかかる期間を大幅に短縮できる点も特長の一つです。複雑になりがちな価格設定も単一にしており、導入のしやすさ、導入後の扱いやすさは他社製品と比較しても優れています」と話すのは同社 営業本部 営業部 マネージャー 浦川誠司氏だ。

同社はこれまで、製造業や金融業などでDell Technologies PowerProtect DP4400 の導入実績がある。中でも、全国的に有名な通販会社では、PCを入れ替える際のデータ移行ツールとして導入した実績があるという。営業本部営業部 德永有紀氏は「Dell Technologies PowerProtect DP4400のバックアップ容量を超えなければ、PCだけでなくサーバーのバックアップを行っても追加の料金は発生しません。そうした点が評価され導入いただきました。今後は問い合わせてきた企業担当者さまに対して個人セミナーを実施するなどして、さらなる販路拡大を目指します」と今後の展望を語った。