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PC-Webzine "from DIS" (2022年)

2022年03月号

PARTNER TOUR 働き方とワークプレイスの最適化を包括的に提案「SmartSESAME」「ハウジングサービス」

1968年に設立し、恵比寿に本社を構える独立系SIerのシーイーシー。デジタルインダストリー事業本部、エリア統括事業本部、サービスインテグレーション事業本部、プラットフォームアーキテクト事業本部の四つの事業を全国展開し、開発から構築・運用までトータルにICTサービスを提供している。昨今、多くの企業でリモートワークが推進され、勤務形態の見直しが進む中、シーイーシーが販売に注力しているのが、オフィスセキュリティソリューション「SmartSESAME」シリーズと「ハウジングサービス」だ。

スムーズかつセキュアに印刷

シーイーシーの四つの事業のうち、顧客の事業や業務に関わるICT環境の構築・保護、インフラ設計から保守運用までを担うプラットフォームアーキテクト事業本部。テレワークやサテライトオフィスなど、多拠点での業務やオフィス環境の変化に対応する「働き方とワークプレイスの最適化」に向けてセキュリティソリューションなどの販売を強化している。

例えば、オフィスではフロアやデスクの島ごとに使用する複合機が指定されており、複合機ごとに印刷設定やドライバーの使い分けが必要とされるが、フリーアドレス化が進んだオフィスやサテライトオフィスの利用で、その運用方法は非効率的だ。出力する複合機を間違えて印刷して取り忘れる放置印刷や、不正な印刷物の持ち出しによる情報漏えいも起こりやすい。

上記を踏まえ、複数メーカーの複合機の一元管理とセキュアな認証印刷に対応するのが、セキュリティソリューション「SmartSESAME Secure Print!」「SmartSESAME MultiScan!」だ。シーイーシー プラットフォームアーキテクト事業本部 営業部で主査を務める橋本涼子氏は、製品導入のメリットをこう話す。
「SmartSESAME SecurePrint!では、社内や支店、拠点ごとに設置している複合機やプリンターに接続した認証リーダーに社員証をかざせば一つのドライバーから印刷できる『どこでもプリント』を利用可能です。認証リーダーでは社員証などのICカード認証や、顔認証、静脈認証を含む生体認証など、認証方法ごとのリーダーを選べます。同じく認証機能に対応し、スキャンを行えるSmartSESAME MultiScan!では、BoxやOneDrive、Googleドライブなどクラウドストレージとの連携も可能です」

SmartSESAMEシリーズでは、PCへのログオン時にICカード認証、静脈認証、顔認証などの生体認証で二要素認証を行える「PCログオン」も提供している。

本製品についてプラットフォームアーキテクト事業本部 営業部 田中菜月氏はこう説明する。「PCログオンの最大の特長はActive Directoryでの管理によって認証・ログサーバーレスで導入できる点です。そのため、導入をスムーズに行うことができ、また低コストでの導入が可能です」

サーバー運用管理を委託

オフィス移転や縮小が進む中、データセンターサービス「ハウジングサービス」の引き合いも増えており、小規模なオフィスのサーバー運用を委託するケースも多いという。

働き方が多様化する中、どのような提案が有効なのか。橋本氏は、「ペーパーレスやリモートワークなどによるDXに向けた取り組みは今後も進むものの、従来の紙書類作業や出社勤務が完全になくなることはないでしょう。当社は、変化するオフィス環境に対して既存機器を安全かつ効率的に管理するソリューションを提供し、ワークプレイスの最適化を支援していきます」と意気込みを語った。

  • プラットフォームアーキテクト事業本部
    営業部 主査

    橋本 涼子 氏

  • プラットフォームアーキテクト事業本部
    営業部

    田中 菜月 氏

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