PC-Webzine "from DIS" (2021年)

独立系SIerのテクバンは「付加価値の高い企業を創造し、利害関係者に利益をもたらすと共に社会的責任を果たす」という経営理念のもと、社会や企業が抱える課題と真摯に向き合い、ニーズに見合ったサービス展開で解決へと導いてきた。現在、取り扱い製品は100種類以上にも及ぶ。今回はその中から「VMware Workspace ONE導入支援サービス」「無線LAN導入支援サービス」「Techvan Remote Center」を紹介する。

業務システム開発、ITインフラ・ネットワークの構築、マネージドサービス、ソフトウェア品質保証サービスといった事業を通じて、顧客が抱えるビジネス課題の解決を目指すテクバン。業務システム開発やソフトウェアの品質保証を担う第1事業本部と、ITインフラ・ネットワークの構築やシステムの運用保守などのマネージドサービスを担う第2事業本部の二つの部門を軸に事業を展開している。「VMware Workspace ONE導入支援サービス」「無線LAN導入支援サービス」「Techvan Remote Center」は、第2事業本部で取り扱っている製品にあたる。第2事業本部では、情報システム部門をターゲットに「VMware Workspace ONE」「Microsoft 365」などの導入やネットワークに関する運用保守をITの専門知識を持った同社のエンジニアがサポートするという付加価値の高いサービスを提供している。

「当社は、優れた技術力、専門性、販売実績を持つパートナーの証しとして『VMware Partner Connect Principal』や『Microsoft Gold Cloud Platformコンピテンシー』などの企業さまの認定を取得しています。さらに、当社にはVMwareさまが提供する『vExpert』という称号を持つエンジニアも在籍しています。これはエンドユーザーコンピューティング分野に関する技術的な知識と経験を持つ個人に贈られるもので、テクバンのエンジニアは高い技術力を有することや、そうしたエンジニアによる質の高いサポートをお客さまに提供できるという裏付けとも言えます」とテクバン野﨑邦彦氏は話す。

働き方改革やコロナ禍でテレワークが推進されたことにより、テレワーク環境の整備や従業員が活用するデバイスの管理などに対して頭を抱えている情報システム部門も少なくない。VMware Workspace ONE導入支援サービス、無線LAN導入支援サービス、Techvan Remote Centerはそんな悩みを一掃する。

VMware Workspace ONE導入支援サービスは、「Workspace ONE Access」によるID管理と「Workspace ONE UEM」によるモビリティ管理を統合してモバイルデバイスを効率的に管理できるソリューションであるVMware Workspace ONEの導入から操作の問い合わせなどのサポートを提供する。

無線LAN導入支援サービスは、無線LANの導入やオフィスレイアウトの変更といった目的に応じた機器選定から設計・構築・稼働後のサポートを行う。「小規模オフィスには、個別に設定・管理を行う『自律型』、数百台規模のアクセスポイントが必要な大規模オフィスには、運用・管理を自動化する『集中管理型』といったようにお客さまに適したプランを提案します」とテクバン 岩間英明氏はアピールする。

Techvan Remote Centerは、企業のITシステムをテクバンのエンジニアが24時間365日リモートで監視・運用するサービスだ。異常発生時の障害調査や復旧作業といったシステム管理をアウトソースできる。
「今回取り上げたサービスのほかにも、社内ヘルプデスクの問い合わせ対応をテクバンが代わりに行う『Techvan Support Center』、情報漏えいやサイバー攻撃などに対抗するセキュリティ対策製品の導入サポートといったさまざまなサービスを用意しています」（岩間氏）

最後に野﨑氏は、「さらなる販路拡大を目指し、今後もニーズに合わせた最適なサービスを提案・提供していきます」と語った。