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PC-Webzine "from DIS" (2020年)

2020年07月号

PARTNER TOUR テレワークに必要な環境を運用管理までセットで提供「テレワークパッケージ」

東日本エリア
ユニアデックス株式会社

ユニアデックスが、テレワーク環境の構築をサポートするテレワークパッケージの提供を6月1日から開始した。同社のマルチデバイス運用サービスにテレワークソリューションを組み合わせたサービスだ。新たな感染症対策で本格展開している新しい働き方の実現に大きく寄与する。

在宅勤務の急増に合わせて用意

日本ユニシスグループの「インフラトータルサービス」企業として1997年に設立されたユニアデックスは、ICT基盤の構築から運用・保守、設備設計・工事などをトータルで手がけている。顧客層も幅広く、日本ユニシスのグループ企業ではあるが、現在は独自に開拓した顧客が全体の9割を占めている。

そのユニアデックスが、同社の強みを生かして提供してきたのが、PCだけでなくタブレットやスマートフォンも含めたデバイスの運用管理の全てを引き受ける「マルチデバイス運用サービス」だ。マルチデバイスに対応した環境調査の実施からデバイスの導入、構築、展開、運用・保守、廃棄までのライフサイクル全般をユニアデックスにアウトソーシングできる。「運用方法も環境も課題もお客さまにより異なります。当社はまずお客さまのお話を伺い、状況を理解してアセスメントを行い、よりお客さまに最適な提案を行います。サービスの提供開始から10年以上蓄積してきた経験とノウハウを持つ強みを生かした柔軟性が高く評価されています」と、同社 営業第二本部 副本部長 前川和亮氏は解説する。

このマルチデバイス運用サービスに新たにテレワークソリューションを組み合わせた「テレワークパッケージ」の提供が6月1日から開始された。その背景について、同社 サービス企画部サービス企画室 副室長 田中浩隆氏は次のように説明する。

「新たな感染症対策として在宅勤務が大幅に増加しましたが、デバイスの運用管理を自社で行っている企業は、情報システム担当者などが出社しなければならない状態にあります。デバイスの運用管理をアウトソーシングできれば、そうした出社をなくせます。これからは、在宅勤務やテレワークがいつでもできる環境の整備が企業にとって必須となります。そのような状況下において、企業の負担を軽減できるサービスとしてマルチデバイス運用サービスはアピールできるのです」

Wrapをプリインストールして提供

マルチデバイス運用サービスのテレワークパッケージでは、デバイスの運用管理と併せてクラウド型ネットワークサービスである「Wrap」がセットで提供される。Wrapは、LTE over IPという技術を使ったセキュアなネットワーク接続サービスであり、PCにソフトウェアをインストールするだけで、有線や無線を問わずセキュアに社内システムに接続できるようにする。PCを起動させるだけで社内システムに接続できる手軽さやVPNよりも高いセキュリティが魅力だという。

「Wrapはテレワーク環境において、セキュリティと利便性を両立させられるサービスです。テレワークパッケージでは、そのWrapのインストールと初期設定済みのPCが提供されます。これによって、お客さまはすぐにテレワークの開始が可能になります。PC利用時に障害などが生じた場合は、当社のサービスデスクが受付し、交換用のPCの手配などまで一手に引き受けます」(サービス企画部サービス企画室サービス戦略課 課長 熊澤健太氏)

テレワークパッケージとしてデバイスの運用管理と組み合わせて提供されるサービスは、Wrapだけにとどまらない。Wrapはテレワークパッケージの第1弾であり、今後は、Web会議システムなどのコラボレーションサービスやオンラインストレージとのセット提供が予定されている。

  • 営業第二本部 副本部長
    前川 和亮氏

  • サービス企画部サービス企画室 副室長
    田中 浩隆氏

  • サービス企画部サービス企画室サービス戦略課 課長
    熊澤 健太氏

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