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PC-Webzine "from DIS" (2019年)

2019年05月号

PARTNER TOUR 地域密着で顧客のIT活用を全面支援「OBS」OKAMURA BACKUP SERVICE

西日本エリア
株式会社オカムラ

静岡県島田市でITソリューションを提供しているオカムラは地域の企業や学校、公共機関などを顧客に、IT活用を広く支援する「OBS」(OKAMURA BACKUP SERVICE)を提供している。

地域に役立つサービスを提供

代表取締役
岡村 修氏

ITソリューションの提供で静岡県島田市の地域活性化に貢献しているオカムラは「皆様に必要とされる会社」を経営ビジョンに掲げ、地域に密着した事業展開にこだわってきた。同社の代表取締役である岡村 修氏は「地域の方々の生活や経済に役立つビジネスを続けていくことで、地域で必要とされる会社になることができます。今やITは企業だけではなく学校での教育や地域の行政にも不可欠ですが、ITの活用にはたくさんの課題や問題があります。地域の方々がそうした課題や問題に直面した時に、すぐに解決させていただくことが当社の役割だと自負しています」と熱く語る。

岡村氏の地域貢献への情熱は同社のサービスに象徴されている。そのサービスが「OBS」(OKAMURA BACKUP SERVICE)だ。OBSに含まれる「バックアップ」というキーワードは顧客が保有するデータのバックアップにとどまらない。

OBSの主要なサービスは顧客の「PCのトラブル対応」と「データのバックアップ」、そして「情報セキュリティのコンサルティング」だ。ただし実際にOBSではこれら三つの領域以外にも対応している。岡村氏は「OBSはお客様の業務や経営、生活、教育などの活動を広く支援するという意味をバックアップに込めています」と説明する。

「静岡県経営革新計画」に承認

「とにかく地域の役に立ちたい」と強く語る岡村氏は、同社がビジネス化していない領域にも先回りして経験とノウハウの蓄積に励んでいる。例えば学校でのプログラミング教育だ。基盤にセンサーなどの電子部品を接続してプログラミングすることでIoT開発が簡単、手軽に体験、教育できるRaspberry Pi(ラズベリーパイ)と呼ばれるカードサイズのコンピューターを教材にしたプログラミング教育の教材を開発し、地域の工業高校で授業を実演したり教材を提供したりしている。また地域の小中学校ではドローンを利用したプログラミング授業も実演している。

同社および同社社員はさまざまな資格を取得しており、ISO/IEC27001(ISMS)や環境省のエコアクション21、さらにはドローンのDJIスペシャリスト(ドローンパイロット認定)などを取得している。

岡村氏は「いろいろな経験とノウハウを蓄積することで、お客様のあらゆるご相談に対応することができます。以前、静岡が豪雨の被害に遭い大規模停電が数日間続いたことがありました。当社はソーラー発電を導入して活用の経験があったため、お客様に電力の調達をアドバイスできました」と説明する。

こうした幅広い支援サービスを提供しているOBSは「静岡県経営革新計画」に承認された。これは静岡県が独自性の高い技術やノウハウに基づく新しい事業として認める制度だ。

岡村氏は「当社の社員は全員が技術力を身に付けており、セールスエンジニアとしてお客様にサービスを提供しています。お客様ごとに専任者が担当し、PCやネットワーク、セキュリティなどのIT関連のトラブルを解決するとともに、経営や業務、教育などさまざまな分野の課題や問題の解決も支援させていただきます。これからも地域に密着してお客様に役立つ仕事をし続けていきます」と意気込みを語る。

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