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ダイワボウ情報システム株式会社

企業情報

PC-Webzine "from DIS" (2018年以前)

2017年03月号

PARTNER TOUR 「私達の生活環境に深く関わるIoT」

利益を上げずにビジネスとして続けられるのですか?

田村部長(以下敬称略) もちろん将来的には利益につながることを期待しています。しかしIoTは弊社にとって大きなチャレンジであるだけでなく、お客様にとっても大きなチャレンジなのです。つまりお客様においても目先の利益よりも中長期的な判断の下での発注であり、この期待に応えることがまず当面の目標です。だから依頼のあった案件をすべて手掛けるのではなく、現在の環境で最大の効果が出せる分野を冷静に見極める姿勢が重要で、これが現在のIoTビジネスの最大のポイントであるように思います。IoTに関する限り、弊社のこの姿勢を感じとって一緒に歩んでいただける企業様とのお付き合いが殆どです。受注についても決して急ぐことはありません。IoTを提供して効果を発揮できる企業は限られていますので。

クラウドについてはMicrosoftのAzureを採用されていますね。

田村 すでに各社から提供されているクラウドサービスにさほどの違いはないと思います。ただお客様がWindowsServerを利用されているケースが多いので、Windowsとの親和性を考えると、私達としてはAzureが使いやすいことは確かです。IoTの実用化については、まずあらゆるデータの取り入れ口となるセンサーがまず重要ですが、私達にとってそれ以上に大切なのがクラウドです。クラウドをプラットフォームとすることによって、大企業でなくとも、特定の目的に特化したIoTを簡単・迅速に実現することができるのです。実際にAzureを使っていると、私達がこれまで手掛けてきたシステムインテグレーションとこれから期待するIoTとが、Azureによって気付かないうちにに結ばれている、という感覚があります。また機能のアップデートが極めて頻繁に行われることもAzureの特徴で、MicrosoftのAzureに対する本気度を感じます。弊社がIoTに進出した今、Azureを選択したことが技術面でも経営面でも大きなプラスとなっています。

最後にIoTの今後の見通しをお聞かせ下さい。

武田 IoTという言葉自体はともかくとして、IoT的なものは今後一気に普及すると思います。各種センサーはさらに小型化・低価格化しつつあり、そのデータをクラウドで迅速に処理することによってこれまでのIT環境は劇的な進化を遂げます。これはITの世界を超えて私達の生活環境に深く絡んでくることは間違いなく、水面下ですでにそのような動きが始まっています。弊社は今春、新たなテクノロジへの取り組みに関する重要な発表を予定しています。期待して下さい。

株式会社ティーケーネットサービス
http://www.tknetservice.com

設  立 2010年4月
本  社 新潟県新潟市中央区天神1-12-8 LEXN B 7F
拠  点 東京本社、関東営業所(群馬県)、マレーシア
代 表 者 代表取締役社長 武田 勇人
資 本 金 1,000万円
賞  歴 「マイクロソフト パートナー オブザイヤー 2010/2011/2013/2015」アワード受賞
事業内容 システムインテグレーション、システムコンサルティング、統合型ITサポートサービス

お問い合わせは ダイワボウ情報システム株式会社 新潟支店 TEL:025-240-0161 まで