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ダイワボウ情報システム株式会社

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PC-Webzine "from DIS" (2018年以前)

2016年08月号

オープンソースが時代の流れに「動画マニュアル管理システム」を製品化

では「動画マニュアル管理システム」をご紹介下さい。

オープンソースを組み合わせて作った製品です。より具体的には、動画配信ソフトとして「Kaltura(カルチューラ)」、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)として「Drupal(ドゥルーパル)」を利用しました。動画を収納して必要に応じて閲覧するシステムですが、限定された人に限定された動画を迅速・確実に配信するためのセキュリティと冗長性を確保したことが最大のアピールポイントです。最近の日本でもさまざまな国籍の人々が働いており、工場などでさまざまな言語が飛び交っています。ここで働く人々用のマニュアルを作るにしても、さまざまな言語を網羅する必要があり、これは現実的ではありません。そこで操作を動画で見せればすべて解決する、という製造現場の声を基に製品化しました。

その用途ならYouTubeでも閲覧は可能ではありませんか。

社内の機密情報を特定の人に対して安全・確実に伝達するための専用システムであるという点で、YouTubeなど動画の一般公開ソフト等とは似て非なる製品です。どの情報をどの人間に対して配信するかについての細かいアクセス設定が可能で、全社チャンネルや部門専用チャンネルその他さまざまな利用スタイルが可能です。視聴者数や時間、視聴者からの5段階評価その他、利用状況を把握して活用効果を高めるための工夫を凝らしながらも、動画公開サイトに近い親しみのある操作性を実現しました。端末はタブレットやスマートフォンなど種類を問いませんが、外部からの攻撃に対する抵抗力が高く安全性を確保していることが企業様から評価されているようです。「動画マニュアル管理システム」の構築価格は、冗長構成のオンプレミスの場合は154万7,000円~です。クラウド版は月額15万円~で、これはメモリ8G、ディスク40GBの冗長構成の価格例です。

最後に御社ビジネスの方向性をお聞かせください。

弊社はシステム構築において、常に稼働している状態を保つべく、冗長性を意識した提案を行っています。使用しているシステムに万一の障害が生じた際にも瞬時に切り替えることで安心して利用できるからですが、「動画マニュアル管理システム」においてもこれを徹底しています。弊社はネットワークをはじめとする基幹系システム開発が中心で、製造大手やISP、CATV、教育機関様などとのビジネスが多かったことは事実です。しかしオープンソースは今後、産業や企業規模を問わずに普及します。オープンソースには大きな可能性がありますが、使い方にコツがあることも事実です。このコツをつかんでオープンソースをビジネスに活用するために、弊社を利用していただきたいと思っています。

株式会社デージーネット本社 株式会社デージーネット本社

株式会社デージーネット
https://www.designet.co.jp/

設  立 1999年5月
本  社 名古屋市名東区上社四丁目39-1
拠  点 東京営業所
代 表 者 代表取締役社長 恒川裕康
資 本 金 4,000万円
社 員 数 42名
事業内容 システムインテグレーション
サーバ構築
ソフトウェア開発
システム運用・メンテナンス
書籍・技術教育

お問い合わせは ダイワボウ情報システム株式会社 名古屋第3支店 TEL:052-202-6378 まで