PC-Webzine "from DIS" (2026年)
2026年04月号
ネットワークの構築において、ルーターの性能は要になる。さらにネットワークの活用を進めていくと、カメラに関するソリューションを使いたいニーズも出てくるだろう。そこで活躍するのが、アムニモだ。同社は自社内でハードウェア、ソフトウェア、クラウドサービスの全てを開発し、ネットワークから映像ソリューションの活用まで、多様なニーズに応える幅広い製品ラインアップをそろえている。ルーターやクラウドレコーダーなど、さまざまな業種で役立つソリューションを多数提供するアムニモ。今回はそんな同社と、同社が提供する「名札型アムニモポータブルAB12」「コンパクトルーターAC10」「クラウドビデオレコーダー」の特長を紹介していこう。
ゼロスクラッチで製品を開発
アムニモは、IoTとAIを活用したサービスを提供する企業だ。アムニモ 代表取締役社長 小嶋 修氏は、同社の事業展開を語るに当たり、「私のルーツに、ルーターを作っていたことがあります」と切り出す。「ルーターのニーズの一つに、屋外カメラの映像を遠隔で確認したいという、撮影映像の共有がありました。その要望に応えていたら、だんだん数千台のカメラを運用したいなど、さまざまな要望へ派生していったんですね。そこから映像ソリューションの理想を追求していった結果、デバイスからクラウドサービスまで全て作った方がよいという考えに至りました。そうした流れを踏まえ、現在ではデバイスからクラウドサービスまで一貫して、あらゆるソリューションを提供しています」
続けて小嶋氏は、同社の強みをこう話す。「当社のソリューションは、ゼロスクラッチで作っています。基板の設計やソフトウェアの構築、クラウドサービスの作成まで、全て自社で行っています。ハードウェアを別途購入しているものについても、実際にハードウェアを作っている工場へ訪問し、製造工程を細かくチェックするんですね。ここまであらゆるソリューションを自分たちで作っている企業は、なかなかないと自負しています」
ハードからクラウドまで提供
そんなアムニモが提供するのが、「名札型アムニモポータブルAB12」「コンパクトルーターAC10」「クラウドビデオレコーダー」だ。
まず名札型アムニモポータブルAB12(以下、AB12)は、名札型カメラ、クラウドサービス、SIMカードを一体化して提供するソリューションだ。胸元からの映像を撮れるため、防犯カメラだと死角になる場所でも撮影が行える。名札型カメラはWi-Fi・LTEでの通信ができるため、撮影映像をクラウドにアップロード可能だ。
次にコンパクトルーターAC10は、産業用の小型LTEルーターだ。さまざまなIoT機器に組み込み可能で、単一プロセッサーのシンプルな構成により、低価格を実現する。さらに複数のSIMに対応し、通信回線を冗長化しているのだ。
最後にクラウドビデオレコーダー(CVR)は、カメラで撮影した映像をクラウドに送信して、クラウド側で常時録画するサービスだ。高解像度の映像を低遅延で届けられる上、低コストで利用可能だ。なお本サービスはAPIでの提供もできるため、自社サービスとして展開したい顧客のニーズも満たせる。
小嶋氏はこれらの製品展開も含めた、同社の展望を次のように語る。「当社のソリューションは生成AIと連携できるため、生成AI活用の基盤になる映像プラットフォームとして使用可能です。例えば、AB12で撮影した映像を基にレポートを作成したり、CVRで監視中の映像に異常が発生した場合、自動でアラートを発したりする活用が行えるのではないでしょうか」
最後に小嶋氏は、今後の展開に向けたダイワボウ情報システム(DIS)への期待をこう話した。「当社は製品の開発に注力するため、販売はDISさまに担ってもらいたいです。今後も当社の製品とニーズが合致する方々へ、つなげてもらうことに期待しています」
-
-
代表取締役社長
小嶋 修 氏
月刊ITビジネス情報誌「PC-Webzine」では、DISグループの最新情報を「fromDIS」というコーナーで掲載しています。こちらのページでは「fromDIS」に掲載されたトップニュースなどを一部ご紹介しています。




