PC-Webzine "from DIS" (2026年)
2026年04月号
従来型のグループウェアは、昨今の働き方の変化に伴い、それだけでは業務要件を満たしきれない状況になっている。これに対してMicrosoft 365は、Web会議やビジネスチャット、ローコード開発環境、データ分析基盤などを備えており、企業のデジタル環境を支える基盤として導入が広がっている。とりわけ「AIを業務に活用したい」という期待が高まっており、この流れがMicrosoft 365の導入を後押ししている。一方で、Microsoft 365は多様な機能を持つものの、日本企業ならではの業務文化や運用慣習に標準機能のみでは対応しにくい場面がある。その不足を補うのが、ネクストセットが提供するMicrosoft 365のアドオンサービス「ネクストセット・アドオン for Microsoft 365」だ。
使い慣れた機能をM365でも利用
ネクストセットはMicrosoft 365の導入支援・アプリケーション開発に特化したソリューションベンダーだ。同社が展開する主要サービスの一つが、Microsoft 365のアドオンサービス「ネクストセット・アドオン for Microsoft 365」だ。
ネクストセット・アドオン for Microsoft 365を提供するに至った背景について、ネクストセット 代表取締役 CEO 別所貴英氏はこう語る。「Microsoft 365は優れたグループウェアですが、標準機能だけでは日本の企業文化にフィットしづらい点があります。具体的には判子文化を反映した承認ワークフローや、階層型の組織アドレス帳・カレンダー、地震発生時の安否確認機能など、日本企業特有の要件を標準機能では十分に満たせないという課題がありました。またMicrosoft 365を導入される企業さまの多くは国産グループウェアや、グループウェア『Notes』から移行されますが、従来使い慣れた機能が使えなくなることに不満を覚えるケースは少なくありません。こうした課題を解決することを目的として開発したのが、ネクストセット・アドオン for Microsoft 365です」
本サービスの評価の高いアドオンとして、「組織カレンダー for Microsoft 365」が挙げられる。Microsoft 365標準のカレンダーは個人の色分けなどはあるものの、誰がどの部署に所属しているかを直感的に把握しにくい面がある。これに対し、組織カレンダー for Microsoft365は部署や拠点ごとに予定表を組織階層ツリーで表示できるため、国産グループウェアから移行したユーザーから高い評価を得ている。また、稟議書や休暇申請といった社内の申請・承認ワークフローの設定や処理をSharePoint上で行える「組織ワークフロー for Microsoft 365」もユーザーからの評価が高い。条件分岐や代理承認、他システムとの連携、捺印、ディスカッション機能などをSharePointやTeams上に柔軟に実装でき、日本企業特有の複雑な承認フローを電子化することが可能だ。
Google向けのアドオンも提供
別所氏は、ネクストセット・アドオン for Microsoft 365の優位性について次のように述べる。「同様のアドオンを提供している企業はありますが、当社ほど数多くのラインアップをそろえるベンダーは他に類を見ません。セキュリティ強化からカレンダー、アドレス帳、ワークフロー、ドキュメント管理、安否確認まで幅広い領域をカバーしており、Microsoft 365の『あと少し足りない機能』を全方位で補える点が最大の強みです。さらに価格面での優位性も高く、導入時の負担を抑えられます。例えば、Microsoft 365の上位プランを契約しなくても、より安価なMicrosoft 365のプランと当社アドオンを組み合わせることで高度なアクセス制御やセキュリティを実現できます。結果としてトータルコストの最適化につながるのです。また当社ではMicrosoft 365だけでなく親会社のサテライトオフィスが提供するGoogle Workspace向けアドオンや、独自の生成AIツール『サテライトAI』も展開しており、多様なクラウド環境に柔軟に対応できる点も強みです」
最後に、ダイワボウ情報システム(DIS)への期待について別所氏は「現在登録いただいているネクストセット・アドオン for Microsoft 365に加え、Google Workspace向けアドオンやサテライトAIについても、ライセンス契約管理システム『iKAZUCHI(雷)』に登録することで、パートナー企業さまがより提案しやすい環境を整備していきたいと考えています」と述べた。
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代表取締役 CEO
別所 貴英 氏
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