ニュースリリースNews&Topics(2021年)

ダイワボウ情報システム株式会社
Versa networks, inc. 

ダイワボウ情報システム株式会社（本社: 大阪市北区、代表取締役社長：松本 裕之、以下DIS）とVersa networks, inc.（米国カリフォルニア州・サンノゼ、以下 Versa networks）は、ディストリビューター契約を締結し、Versa networksが提供するネットワーキング、クラウドアクセス統合、セキュリティに関して強力な機能を備えた包括的なソリューションの日本国内販売において、協業を開始します。

これまでインターネット・ゲートウェイのさまざまな機能は、データセンターなどへ集中配置されてきましたが、クラウドの急速な普及により、複数拠点への分散配置やクラウドサービスへの移行が増加しつつあります。そのような状況において、クラウド型ゲートウェイ市場では、セキュア・アクセス・サービス・エッジ（SASE）が注目を集めています。

Versa networksはSASEに関するテクノロジについて代表的なベンダーのうちの1つとして位置付けられています（Gartner, 新たなネットワーキングへの道：クラウド型セキュリティ・ゲートウェイを採用する前に知っておくべき5つのポイント, Takeshi Ikeda, 30 Nov 2020, ZTNA、SWG、SD-WANのうちSD-WANにて記載）。同社は大規模から中小規模に至るまで、様々なユーザーをカバーするソリューションを提供しています。

市場はCOVID-19の影響を大きく受け、デジタル化の流れが加速しています。これに伴いインフラストラクチャーの可用性を向上させるため、様々な分野においてクラウド採用は加速しています。一方で、この採用に影を落としているのが過去に導入したレガシーネットワークハードウェアと複雑で静的なWANアーキテクチャへの継続的な依存です。一か所に集中したセキュリティ・ゲートウェイを配置するネットワークでは、トラフィックのボトルネックが生じます。クラウド型のゲートウェイを採用した新たなネットワークを構成し、効率良く分散/オフローディングするネットワークへの移行が重要です。

こういった課題に対して、Versa networksは単一のソフトウェアオペレーティングシステム（VOS）内で、クラウドとオンプレミスのセキュリティ、ネットワーキング、および分析を統合し、これをシングルパス並列処理アーキテクチャと組み合わせ、パフォーマンスを向上させます。さらに、セキュリティの向上と複雑さを解消し、ネットワーク全体の可視性を高めます。

DISでは、全ての機能を提供するVOSと、一部機能を制限し中小企業向けに簡素化したVersa TITANの取り扱いを開始します。なお、中小企業向け製品であるVersa TITANについては日本国内唯一の総代理店契約を締結しました。

DISは、Versa networksが提供するソリューションを、日本全国約90拠点の営業網による地域密着型の営業体制により、約1万9,000社の販売パートナー様を通じて、全国の利用ユーザーへお届けします。この活動を推進することで、日本企業のDX化に貢献してまいります。

Versa networks, inc. CEO Kelly Ahuja氏は、次のように述べています。
「DISは、世界との調和を図るモダンな情報化社会の発展に貢献することに注力し、独自の全国パートナー網を通じて信頼できる製品やサービスを継続的に提供してきました。 VersaはDISと協力して、SD-WAN、セキュリティ、分析などの最先端のSASE (セキュア アクセス サービス エッジ) ソリューションを全国の企業や組織に提供できることを誇りに思っています。」

Versa networks, inc. vice president, service provider worldwide sales Tony Fallows氏は、次のように述べています。
「DISは、顧客満足度、顧客サービス、信頼できる健全な運営に重点を置いています。Versaは、DISとDISのパートナー企業と協力して、全国企業の期待に応え、それを超えるサービスを全国に提供できることに興奮しています。」

ダイワボウ情報システム株式会社 代表取締役社長 松本 裕之は、次のように述べています。
「日本企業は、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを進めており、オンプレミスでもマルチクラウドでも、適切なエンタープライズクラウドソリューションを必要としています。私たちは、このデジタルトランスフォーメーションを実現するため、モダンなネットワーキングを実現するVersa networks製品を提供できることを歓迎しています。」