トップインタビュー
-2015年7月号-
“日本一のサービス会社”を目指しDsasが離陸
調達からリサイクルまで「LCM」完遂可能な企業集団
全社員が仕事の「品質」管理に目覚める
─まだ産声をあげたばかりで正直、課題や問題点があるかと思います。当面重視される内容をお聞かせください。
菊井
●
4月1日のスタートは、まず2社を結合した要素が大きいことは事実です。両社とも機能子会社で、ある面受け身姿勢でしたが、それでも企業文化の違いはあります。DIS物流は、何事もきちっと正確に取り組むという良い面で工場的風土があります。対してDISテクノは、何でもこなすという便利屋的、弾力的対応能力に富みます。双方の良さを引き出して、シナジーを最大限発揮させることが緊要だと思っています。組織が有効に機能するための再編余地も残しています。またもちろん、納期やコスト対策、自動倉庫を始めとした前向きな設備投資は不可欠です。
太田
●
初年度のスローガンは「サービス会社は社員一人ひとりが品質そのものである。『サービスとは何か?』『品質とは何か?』これに答えよう」です。新会社設立の今年、社員全員にサービス、品質についてとことん考えてもらうことにしています。「サービスとは?」「品質とは?」の問いかけに各自答えが出せれば、会社の存在意義を理解でき、モチベーションも上がります。結果、サービス品質の向上につながり、お客様から更なる信頼を得ることができます。その際、自社の品質基準も重要ですが、あくまでお客様からの要求が品質の原点だと考えます。
菊井
●
常務が言及したように、今年度は口を酸っぱくして、「仕事の“品質”管理に目覚めよう」を叫びます。これが土台となってはじめて、販売店様からは「DsasがあるからDISから購入する」、メーカーさんから「丸抱えでお願いできませんか」、DISからは「うちのDsasのサービス品質は間違いない」といわれるのです。販売店、メーカー、DISからの信頼を失ったらDsasは終わりです。この販売店、メーカー、DISから最も信頼されるサービス会社になるべく、飛行機高度30,000フィートの上空を目指します。DISグループには毎年多くの新入社員がやってきます。やがては彼ら彼女たちから、初年度の配属先としてDsasを希望してもらえるような「夢とロマンのあるS&S事業会社」にします。
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2015年7月号
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月刊ITビジネス情報誌「PC-Webzine」では、DISグループの最新情報を「fromDIS」というコーナーで掲載しています。こちらのページでは「fromDIS」に掲載されたトップニュースなどを一部ご覧いただけます。
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