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from DIS
月刊ITビジネス情報誌PC-WebzineからDIS関連情報をお届けしています。
 
-2013年2月号-
山形で7月17、18日に「DISわぁるど」震災復興を通し東北の市況底上げ目指す
 
ダイワボウ情報システム(DIS)は7月17、18の両日、山形県山形市平久保の山形国際プラザ「山形ビッグウイング」で「DISわぁるど」を開催する。「わぁるど」はDISが毎年、全国各地で開催するIT関連の総合展示会で、国内外の有力ITベンダーが一堂に集まって最新のIT機器やシステムを披露する。東北地方での開催は2009年9月の福島県郡山市以来となる。
山形は鋳物や木工細工など伝統芸能を産業の中心として発展してきたことから、県内には今も鉄鋼業などの製造を生業とした企業が多い。しかし近年は電気機械、特に電子部品が製造業の中でも占める割合が増えてきている。いわゆる電子部品・デバイス産業が牽引役となっており、その生産額も前年比144%と好調に推移してきた。その一方で、これまであまり活発でなかったデザインやIT関連のソフト産業にも企業が進出を始めている。もっともIT関連企業全般には、国内景況の低迷を反映する形でこれら好調業種を完全に取り込むことはできていないのが現状で、「依然、厳しさが残る」との声も少なくない。
こういった環境下で開催される「DISわぁるど」について、DIS東北営業部の小松忠重部長は、山形県内はもとより仙台や福島から1時間半以内に立地することから、「県内では恐らく最も大規模なものになるはず」とし、成功に向け別掲の通り語る。
 
山形国際プラザ「山形ビッグウイング」
山形国際プラザ「山形ビッグウイング」
 
販売店と一対の販売店のための「わぁるど」に
小松忠重部長
小松忠重部長
小松忠重部長の話 東北大震災後におけるITの一次需要が落ち着き、自治体も急場を凌ぐように市町村によっては仮設事務所でその機能を果たしています。これは被災企業も同様と感じ取れます。被災現場では、がれき処理の問題が山積していましたが、昨年夏以降にようやく国も重い腰をあげました。その結果として今後徐々に投資の矛先が、がれき処理、インフラ構築、建物再建造、IT再整備の順で回ってくるものと思われます。

こういった状況にある中、当社や販売店様を最も悩ませているのはそのスピードです。東北全体の市況として、復興需要への期待を待ち望んでいることは否めません。それだけにそのスピードを感じ取って行動するのではなく、こちらから仕掛けないとコトは動きません。今回の「DISわぁるど」は、コトを動かすための大きな力となるはずです。どうあっても、販売店様と一対になった販売店様のための「わぁるど」にする所存です。昨年末に複数の地元販売店様に開催を告知しました。皆様がその規模感に驚かれていました。その期待にぜひ応えたいと思っています。
 
ITをキーワードに「絆」を深める熱い2日間を演出
中村哲也
中村哲也・山形支店長
中村哲也・山形支店長の話 このたび、山形で「DISわぁるど」を開催させていただくこととなりました。IT産業は日進月歩で技術が進んでおりますが、さまざまな製品、最新のソリューションを一堂に集め、ITを活用した近未来のビジネス、教育、コミュニケーションなどをご体感いただけるような展示会にしていきたいと思います。そしてご来場いただいた全ての方が、何かひとつでも興味を持っていただき皆様の今後のビジネスに少しでも貢献できるように準備を進めてまいります。

山形の皆様はもとより、東北、さらには全国の皆様にもご来場いただき、ITをキーに皆様との「絆」をより一層深められる熱い2日間にしたいと考えています。ご期待ください。
 
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-2013年2月号-
山形で7月17、18日に「DISわぁるど」
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