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from DIS
月刊ITビジネス情報誌PC-WebzineからDIS関連情報をお届けしています。
 
-2011年11月号-
「DISわぁるどin岡山」125社が出展
岡山では最大級のIT総合展示会に
地元経済記者クラブでの記者会見も(写真左からダイワボウ情報システムの西支店長、
山下中四国営業部長、西村取締役)
10月27、28の両日、岡山市北区のコンベックス岡山大展示場で開催されるIT機器の総合展示会「DISわぁるどin岡山」は、岡山県でこれまで開催されたIT関連展示会では最大級となる。展示面積3,790平方メートル・234小間に、国内外のITハードメーカー、ソフトウェアメーカー、通信事業者など125社が出展する。来場者は2日間で延べ3,000人を見込んでいる。会場ではいま話題のタブレットPCを始めとするモバイル端末やサーバ仮想化、更にはクラウド、高速モバイル通信WiMAX、ネットワーク関連製品など実際のビジネスに役立つソリューションが展示される。また「模擬教室」などによる

今後の教育環境に最適な教育ICTソリューション(別掲)や、アパレル向けITソリューションなども注目されている。
 
地域密着のDISに相応しく地域ビジネスと直結
「岡山わぁるど」の特徴をあげると、何よりも地域密着のDISに相応しく地域ビジネスを重視する内容を色濃くしている点だ。まず教育立県を標榜する岡山県向けに、文部科学省の「教育の情報化ビジョン」を踏まえた教育用タブレットPC やデジタル教科書・教材を実際に体感できる模擬教室型セミナーを開催。またタブレットPCを用いたこれからの教育環境に最適なソフトウェアやタブレットPCを安全に保管できる収納カートなども展示する。なお岡山県下の約700校に案内状を直送している。

一方で、アパレルITソリューションも話題を呼ぶ。岡山県及び隣接の広島県東部の「三備地区」は学生服とユニフォームの生産で全国の7割強を占め、更にジーンズカジュアルなどを含め日本有数のアパレル製品の大集散地となっている。これらアパレル関係業界向けにITソリューションを提案、地域産業であるアパレル・繊維企業の活性化に貢献する。なお岡山県と広島県の両アパレル工業組合会員企業にも、もれなく案内状を送付している。

こういった地域ビジネスに密着した取り組みに呼応して、地元IT関連企業が多数、積極展示する。具体的には両備グループ、岡山県情報処理センターなどOECグループ、ピコシステム、富士ゼロックス岡山、ラインズオカヤマ、クラブン、カイタックの7社のほか、明石被服興業、トンボ、セロリーの3社がアパレル製品を展示することになっている。
 
Androidで変わる!新しいビジネスのカタチ
各メーカーがいま注目のAndroidタブレットの新商品を披露する。これを活用したデモンストレーションやビジネス向けソリューションを始めとする関連ソリューション・サービスなどを提案、Androidの核心に迫る。

また基調講演や各種セミナーの充実も特筆できる。27日には経済ジャーナリストの財部誠一氏(「2011年日本経済の行方」)と日本マイクロソフト株式会社マイケル・ダイクス氏(「デバイス+クラウド+ソリューション:マイクロソフトのSMB総合戦略」)、28日に日本Androidの会会長の丸山不二夫氏(「今なぜ、Androidなのか?」)がそれぞれ基調講演する。また各種ITビジネスセミナーも多数開かれるなど、「学べる・勉強できる」展示会の様相を呈している。
 
記者会見など従来にない取り組みで3000人の集客を
ダイワボウ情報システムの岡山支店(西克典支店長)を中心とした主催事務局では、2日間で延べ3,000人の来場に向け、従来にない手法で取り組んでいる。例えば県内の工業系大学やIT専門学校をしらみつぶしに訪問するとともに、岡山県の商工労働部や教育委員会にも働きかけている。更には地元の経済記者クラブで記者会見し、地元紙中心に大きく掲載されている。こういった取り組みによって、あるIT専門学校では計80人の生徒が授業の一環で来場するとして事前登録しているなど、多方面で話題を呼んでいる。
 
 
文教ソリューションを“体感”できる
模擬教室を開設
東芝情報機器株式会社PC事業部
公共営業部副部長 渡辺 守氏
DISわぁるどは、全国の販売店様に対して、東芝の文教戦略と製品展開を認知していただく最適な機会です。今回は会場が岡山県ということですが、岡山県やその近隣の販売店様による教育委員会・学校向けのソリューション提案につながるブース展開を目指しました。

具体的には、“体感してもらう”というコンセプトのもと、ハードの展示と併せて「フューチャースクール体感コーナー」を開設します。当社の商品を使った模擬教室を作り、来場者の方々に実際に文教ソリューションを体感していただけるコーナーです。

タブレットPCなどを使った教育とそれに付随する市場の開拓は、これまでにないまったく新しい挑戦です。まずは商品を実際に使って、その効果を実感していただくことが、新市場開拓の第一歩になると考えています。その経験が販売時のセールストークにも必ず活きてくるはずです。

模擬教室では小学生向けの授業を再現します。当社の教育用タブレットPC「CM1」を利用し、漢字の書き取りのデモを行います。書いて覚えることは学習の基本であり、教育の根本を支える行為です。現在は紙と鉛筆が使われていますが、紙と鉛筆の使い勝手とデジタルの良さを併せ持ったタブレットPCを利用することで、紙のノートに書き取る行為と比べて、どれくらい学習効果が向上するかが実感できるはずです。

これらかも東芝は、教育効果が高く、販売店様にとっては取り扱うメリットが高い商品を提案していきます。DISわぁるどin岡山では、それらの商品が手にとって体感できますので、ぜひ当社のブースに来場していただきたいですね。
 
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