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from DIS
月刊ITビジネス情報誌PC-WebzineからDIS関連情報をお届けしています。
 
-2011年5月号-
DISに74人の新戦力
入社式で「復興に向け全社一丸で頑張る」決意
DISの入社式で、東日本大震災で被災された方々にお見舞いの意を表明する野上社長
ダイワボウ情報システム(野上義博社長、略称DIS)は今年、74人の新入社員を迎えた。4月1日、大阪市内のホテルで開いた入社式で野上社長は、まず東日本大震災で被災された皆様にお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復興に向け新入社員を含む全社員が一体となって頑張る決意を示し、概要次の通りあいさつした。
 
3月11日に発生しました東日本大震災により、日本国内は大きな被害を受けております。始めに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。きょうここにご出席の皆様のご親戚やお知り合いの方々の中にも被災された方がおられるかも知れませんが、1日も早い復興を心からお祈り致します。

この震災で当社の社員には幸い人的被害はありませんでした。しかしきょうから皆さんの仲間である多くの社員やその家族の方々が今も極めて苦しい状況の中、被災地で頑張ってくれていることをまず申し上げておきたいと思います。当社の基本方針は地域密着であり、それぞれの地域にあって販売店様と一体となって信頼関係を築き上げ営業活動を行っていくことが、当社の最大の特徴です。被災地においては当社の支店だけでなく、多くの販売店様が被災しています。今後、復興に向け全社員が一体となって、それぞれの地域においてともにこの苦難を乗り越えたいと考えております。皆さんもそれぞれの配属先に赴任した後も、このことはぜひ心に強くもっていただきたいと思います。

きょうから皆さんは社会人としての新生活がスタートします。希望や期待とともに多少の不安も入り混じった複雑な心境だと思いますが、皆さんの引き締まった表情を見る限り、大変頼もしく感じております。きょうの気持ち、初心を忘れず当社を担っていく人材に成長してください。

当社は今年で創立30周年となります。この節目の年を今後50年、100年と存続させていくステップとするため、今年度のスローガンとして「成長・挑戦」を掲げております。会社が成長し続けるためには、本日入社された皆さんを含む社員一人ひとりが自分の価値を高める努力をし、“意志を持って行動する”ことが重要となります。そして、その一人ひとりの力を結集し「組織力」を強化することが会社の成長につながります。皆さんもそのことを肝に銘じ、自らを成長させつつ仕事に取り組んで下さい。

私がこれから皆さんに期待することは、若さというエネルギーです。当社が常に「成長」を続ける過程で、新しいマーケットへの挑戦、新しい事業への挑戦、新しいイノベーションへの挑戦など様々な機会が生じます。ぜひその機会に若さというエネルギーをぶつけて欲しいと思います。

皆さんには「来るもの拒まず」で入社していただいたのではありません。昨年の厳しい就職戦線を勝ち抜かれ、当社の採用基準をクリアして選ばれた優秀な人材であり、かつ当社の成長に必要不可欠な人材であります。ですから皆さんは、自信を持って仕事に取り組んで下さい。

とはいえ配属されてから不安になることもあろうかと思います。そこで私から、いくつかのアドバイスをお伝えします。ひとつは、分からないことがあれば周囲の先輩や上司に遠慮なく相談すること。自分で考えることは大切ですが、あまり一人で考え込まず、周りの先輩や上司に相談して下さい。そしてまずは一日も早く仕事に慣れることです。

二つ目は、与えられた仕事を確実にやり遂げること。どんな簡単なことでも与えられた仕事を確実に終わらせることで、周囲の先輩や上司の信頼を得ることができます。焦らず着実に一つひとつ積み重ねて下さい。

そして三つ目は、「人」との出会いやコミュニケーションを大切にすることです。皆さんにはここに集まった同期という仲間がいます。見方を変えればライバルでもあります。互いに切磋琢磨し、励まし合える良き友として同期の絆を大切にして下さい。さらに今後は、先輩・上司・取引先など様々な「人」との出会いも増え、そのことが未来の自分を豊かなものに創り上げていくことになろうかと思います。ですからこれまで以上に「人」との出会いやコミュニケーションを大切にして下さい。

以上のポイントを心に留め、これからはDISの社員であることに誇りを持って、一人の人間、一社会人として正しい判断をして何事にも積極的にチャレンジして下さい。皆さんの今後のご活躍と成長を祈念します。

ダイワボウ情報システムは、東日本大震災で被災された皆様の救済や復興にお役立ていただくための義援金として、岩手県災害義援金募集委員会、宮城県災害対策本部、福島県災害対策本部、茨城県災害対策本部に対し合計 3,500万円を寄付しました。
 
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