─日本でもWindows XPのサポート切れに伴うPC需要が旺盛でしたが、XP端末からのリプレース需要がひと段落した今、日本市場をどのように捉えていますか。 |
アーレン●来年に関しては、特需の要素は見られません。しかし、ユーザーに対するアプローチの手法によってはビジネスチャンスを発掘できると考えています。
既に市場の中で高いシェアを保持しているプレイヤーは、シェア拡大よりも企業の成長を狙った戦略を取ることが多いです。一方、エイサーの場合はまだ市場シェアが高くないため、グローバルのリソースとローカル地域での努力によって、シェアを伸ばしていくために他社とは異なるアプローチが可能だと捉えています。 |
─日本のPC市場シェアの何%を目指しますか。 |
アーレン●GfKの調べでは、今のエイサーの日本PC市場のシェアは4%程度です。例えば欧州の国々では約20%のシェアを保持しており、非常に大きな開きがあります。とはいえ、いきなり20%を目指すのは適切ではないため、まずは来年中に6%台を狙っていきたいです。 |
─DISとの協業で期待することを教えてください。 |
アーレン●DISとは非常に良い協力関係を結んでいますが、DISの各チャネルがエイサーの製品を取り扱うことのメリットを感じていただけるように、今後もビジネスプロセス全体の改良・改善を図っていきます。そうしたプロセスの最適化がエイサーにとってのシェア拡大にもつながり、チャネルの製品力の強化に寄与できると思います。
●ベンダーからDISの販売チャネル、エンドユーザーまで、エンド ツー エンドのビジネスプロセス全体を改善・改良していきます。品質と製品提供の効率性に関して改善・改良を加え、ユーザーに選んでいただける、もしくは良い品質で使っていただけるようなビジネスプロセスを実現していきます。 |
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アーレン氏とルー氏と猿≠ヘ、「世界の中でもPAPは重要な市場」という共通認識を持っている。 |
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