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PC-Webzine "from DIS" (2023年)

2023年10月号

PARTNER TOUR スタッフ間の明瞭なコミュニケーションをサポート「ListenTALK」

イベント会場や株主総会といった外部の人間が多い場では、離れたスタッフ同士がコミュニケーションを取ることは難しい。そうした課題を解決するためにスマートフォンで連絡を取るケースがあるが、来場者が集中するイベント会場ではスマートフォンのネットワークが混雑し、電話をかけることが困難なケースもある。電話ができても、一言二言の指示をするために電話をかけるのは手間になってしまう。こうした現場の課題を解決する製品が、Listen Technologiesが開発し、松田通商が提供する簡易インターカム「ListenTALK」だ。

クリアな音質の双方向通話を実現

松田通商は放送局などに対して、インターカムをはじめとしたコミュニケーション機器の提供や、テーマパーク向けのアンプといった音響機器の輸入販売などの事業を展開している。

そうした製品を取り扱う同社で、現在拡販に注力しているのが、Listen Technologies製の簡易インターカム「ListenTALK」だ。「当社は今まで、放送局などの専門的な機器を取り扱う市場を中心に製品を提供していました。そうした市場だけでなく、飲食店や教育現場へも市場を拡大するために取り扱いを開始したのが、ListenTALKです」と松田通商 ネットワークソリューション事業部 部長 髙橋翔弥氏はListenTALKの提供を開始した背景を語る。

松田通商 ネットワークソリューション事業部大滝 遼氏は、ListenTALKの特長についてこう語る。「特長は三つあります。一つ目は、クリアな音質による双方向通話です。ListenTALKは1.9GHzの電波帯を採用しているため、Wi-FiやBluetoothなどで用いられる2.4GHz、5GHzの電波帯と干渉しません。電波の混雑を回避し、クリアな音質を実現します。また、双方向の通話は最大3台まで行え、送信側の声を聞くのみの受信側端末の台数制限はありません。二つ目は、誰にでも扱える容易な操作性です。ペアリングを完了させていれば、本体前面の『トークボタン』でマイクをオンにし、側面の音量調節ボタンで音声のボリュームを調節するだけで通話を開始できます。ボタンの数を減らすことで、操作に関する課題を解決します。三つ目は、さまざまな場所で使用可能な点です。アンテナ不要で通信ができ、場所を選ばずに通話が行えます。本体の重量は79gと軽量で、携帯性にも優れています。ListenTALKを活用すれば、短距離の双方向での明瞭なコミュニケーションを実現します」

状況に合わせて通信モードを変更

ListenTALKには三つの通信モードがある。一つ目は、受信側が送信側の声を聞くのみの「ガイド/リッスンモード」だ。双方向の通話を行わず、送信側の音声を多数の受信側に伝えられるので、工場見学や大学のキャンパスツアー、オフィスツアーや博物館のガイドツールなどで活用できる。二つ目は、受信側が1人ずつ送信側と通話できる「ガイド/レスポンドモード」だ。受信側からも音声の送信が行えるため、オフィスツアーなどで参加者から質問を募る際に使用可能だ。三つ目は、3端末まで同時に通話できる「グループ/ディスカッションモード」だ。複数人での会話が行えるので、イベント会場におけるスタッフ間の連絡など、頻繁なやりとりを行うシーンで活用できる。これらのモードは、受信側が持つリーダーユニット本体前面の「ソフトボタン」を押すだけでシーンに合わせて容易に切り替えられる。

最後に髙橋氏は、「ダイワボウ情報システム(DIS)さまのプラットフォームを通じて、今まで当社を知らなかった方々にも、ListenTALKをはじめとした当社のソリューションに興味を持ってもらいたいですね」と展望を語った。

  • ネットワークソリューション事業部
    部長

    髙橋 翔弥 氏
  • ネットワークソリューション事業部
    大滝 遼 氏

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