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PC-Webzine "from DIS" (2023年)

2023年09月号

PARTNER TOUR 粗大ごみの予約受け付けを柔軟に対応「C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システム」

地域の粗大ごみの持ち込みや収集に関する予約は、電話で受け付けている自治体が多い。しかしそうしたごみ収集に関する申し込みは夜間や休日に対応ができないため、住民から不満が出やすい。また、粗大ごみの予約やクレーム対応などで職員への負荷が増え、ほかの業務に支障を来しかねない。これらの課題を解決し、時間と場所を問わない粗大ごみ処理の予約受け付けを実現するために、シーデーシー情報システムは粗大ごみの予約受け付けに関するサービス「C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システム」を提供している。

いつでも手軽に粗大ごみ予約

シーデーシー情報システムは、経営ビジョンに「技術革新に対応した着実な成長と地域社会の進歩・発展への貢献」を掲げ、自治体や公共団体の情報関連業務全般を支えている。近年はクラウドサービスを活用した自治体支援に力を入れており、自社開発のクラウドサービスのブランド「C+cube」シリーズを提供している。C+cubeシリーズの一つとして現在拡販に力を入れているのが、粗大ごみ処理の予約システムの構築から保守までを行うサービス「C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システム」だ。

シーデーシー情報システム ソリューションフロントユニット デジタルソリューション推進部 ソリューション推進グループ リーダー 馬渕 勉氏は、C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システムの提供を開始した背景を次のように説明する。「自治体の粗大ごみ処理の予約は、電話で受け付けているケースがほとんどです。しかしその場合、コールセンターが開いている日中帯でしか予約を受けられないことから、住民から利便性の不満が出やすい状況になっています。粗大ごみ処理に関する電話応対をしている自治体職員さまからも、電話対応の負担が大きく業務に集中できないといった声が上がっているそうです。そうした現状の中、千葉県の自治体さまから粗大ごみ処理を完全予約制にしたいと要望を受け、24時間365日対応が可能なWebページの受け付けを可能とするC+cube 粗大ごみ持込/収集予約システムの提供を開始しました」

C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システムでは、住民が粗大ごみを自分で処理場に搬入する「持ち込み」と、自治体から委託されている収集業者が粗大ごみを回収する「収集」の二つの予約システムの構築が可能だ。Webページの予約システムと共に、コールセンターによる代行入力サービスも提供しているため、ITに不慣れな高齢者や端末の操作が難しい方でも、粗大ごみ処理の予約が行いやすい。

自治体側でシステム更新を完結

シーデーシー情報システム ソリューションフロントユニット デジタルソリューション推進部ソリューション推進グループ 松崎朱里氏は、C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システムの特長をこう語る。「特長は二つあります。一つ目は、AWS上にシステムを構築するため、サーバーといった物理機器を設置する手間やコストをかけずに、短期間でシステムを導入できる点です。二つ目は、サービスの導入を行った自治体職員さま側で設定内容の更新が行える点です。当社に依頼や問い合わせをせず、自治体の都合に合わせてシームレスに更新が行えます」

最後に馬渕氏は、将来展望を「ダイワボウ情報システム(DIS)さまのAWSの利用拡大に合わせて、C+cube 粗大ごみ持込/収集予約システムの提案を進めていきたいです」と語った。

  • ソリューションフロントユニット
    デジタルソリューション推進部
    ソリューション推進グループ リーダー

    馬渕 勉 氏
  • ソリューションフロントユニット
    デジタルソリューション推進部
    ソリューション推進グループ

    松崎 朱里 氏

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