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PC-Webzine "from DIS" (2023年)

2023年04月号

PARTNER TOUR 教育現場におけるBYOD推進を加速させる 仮想デスクトップソリューション「Accops HyLabs」

個人が所有するPCやタブレットなどの私物デバイスを業務に利用する「Bring Your Own Device」(BYOD)。デジタル技術で新しい教育スタイルへの変革を目指す教育DXの推進に伴って、企業だけではなく、高等教育機関をはじめとした教育現場においても加速度的に進んでいる。BYODの導入により、自学自習の促進やコスト削減などの効果が見込める一方、管理・セキュリティの面で懸念もある。そうした問題を解決するのが、仮想デスクトップソリューション「Accops HyLabs」だ。

BYODの利用促進に貢献

パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)は、デジタルと人の力で「くらし」と「しごと」を幸せにする“One Panasonic IT”をキーワードに、「現場に寄り添うIT技術」「確かな開発・運用能力」「現場の業務を確実に支える知見」を通じて、変化し続ける社会のニーズに応えるソリューションを展開する企業だ。製造現場、教育機関、自治体、レジャー施設など、幅広い分野に対する課題解決の支援を行っている。

そんな同社が教育機関に向けて、2023年1月16日から提供を開始したのが、Accops and Zevoke Technologies(以下、AZTi)が日本総代理店を務める仮想デスクトップソリューション「Accops HyLabs」だ。

シラバスと連携でリソースを確保

「高等教育機関をはじめとした教育現場では、教育DXの推進や少子化に伴う予算削減などによって、学内に整備されている『PC教室』を減らし、BYODを導入する動きが見られています。学生が所有するPCはOSやスペックが異なり、BYODを導入するためには、全ての学生が利用できる共通の学習環境を用意しなければなりません。そこで有用なのが、仮想デスクトップです。Accops HyLabsは、シラバスとの連携といった教育機関にマッチした仕組みを備えており、そうした強みに魅力を感じ、Accops社製品の取り扱いを開始しました」とパナソニックIS 越智崇雄氏は話す。

Accops HyLabsの特長は、受講者のシラバスと連携し、講義用の仮想デスクトップを自動で事前予約できることだ。講義用の仮想デスクトップには受講者のみがアクセスできるため、セキュリティの確保と効率的な運用を実現する。また、使用時のみ仮想デスクトップを確保し、終了時刻に合わせて自動で電源をオフすることで余計なリソースコストの削減が可能だ。

「シラバスと仮想デスクトップが連携できる点は、 Accops HyLabsならではの大きな強みです。講義時間外は仮想デスクトップを自学自習用に解放することで、BYODによる学びの環境を整えられます」とAZTi 鹿島弘之氏は説明する。

パナソニックISは、17年近くにわたって教育事業にソリューション展開する実績を持つ。新たにAccops HyLabsがラインアップに加わったことで、さらに幅広い提案ができるようになると越智氏は期待を込める。「教育DXの推進に伴い、教育機関向けのソリューションに対する需要が高まっています。当社では、Accops HyLabsを含め、そうしたニーズに応えられる製品をそろえています。AZTi社の唯一のソリューションパートナーとして、共に販売パートナーさまに向けた支援、ならびにお客さまのさまざまな課題解決に向けて、取り組みを進めていきます」(越智氏)

  • パナソニック
    インフォメーションシステムズ
    エンタープライズソリューション事業部

    越智 崇雄 氏
  • Accops and Zevoke Technologies
    取締役

    鹿島 弘之 氏

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