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PC-Webzine "from DIS" (2023年)

2023年03月号

PARTNER TOUR 受付や接客業務の在り方を変える「リモ=コン」

働き方改革の推進やコロナ禍をきっかけに、デジタル技術の活用が一気に進んだのは言うまでもない。対面によるやりとりを前提としていた受付業務においても、職員がその場にいなくてもオンラインで利用者とのコミュニケーションを実現できるようにする手段として、デジタル化のニーズが高まっている。そうしたニーズに応えるのが、ウインが開発したWeb受付管理システム「リモ=コン」だ。

受付業務の省人化に寄与

愛媛県松山市に本社を構えるウインは、“ITで未来を創造するソリューションカンパニー” をビジョンに掲げ、企業のさまざまな課題に合わせて、解決策となるソリューションの提案から開発、運用、サポートまで一気通貫で提供する企業だ。「システム開発、情報処理サービス、ホームページ制作、広告企画デザイン、 BPOサービス、人材派遣など多岐にわたる事業を展開しています。業種や業態を問わず、お客さまの困りごとに対して最適なソリューションを提供できることが、当社の強みです」とウイン 営業部 第一営業課 菅原大輔氏は話す。

そんな同社が提案するのが、Web受付管理システム「リモ=コン」だ。「愛媛県庁さまから受付業務を省人化したいという相談を受け、インターネット回線を活用して、遠隔でオペレーターが受付業務を行うWeb受付管理システムの導入に至りました」とウイン 営業部 第一営業課 永井仁史氏はリモ=コンの導入経緯を語る。

柔軟なカスタマイズが可能

リモ=コンは、「Webテレビ電話」「テキスト発話(日本語・英語)」「コンテンツ配信」「アバター連携」「イベント(タッチ・人感センサー・人識別)」「リモート操作」「スケジュール管理(カレンダー)」といったさまざまな機能を組み合わせて作成するWeb受付管理システムだ。拠点側にタッチパネルモニター、Webカメラ、専用のセットトップボックス(STB)を設置することで、受付業務などの無人化を実現できる。

例えば、自治体の窓口であれば、Webテレビ電話を利用して遠隔地のオペレーターとの会話が可能となり、庁舎案内・フロア図などの案内表示やテキスト発話による音声案内といった利用が可能だ。ほかにも、小売業で、コンテンツ配信を活用して製品のプロモーションを行いつつ、利用者が製品に関する説明が必要な場合にWebテレビ電話でリモート接客を行うといった利用もできる。

「対面と変わらない品質でサービスを継続して提供できることがリモ=コンの魅力です。オペレーターと利用者がやりとりをする際に、声が聞こえづらい方とは、筆談でコミュニケーションを取れますし、英語発話⇔日本語文章の双方向の自動変換にも対応しており、英語を話せないオペレーターでも外国人の方とコミュニケーションを取ることが可能です」(永井氏)

また、画面上に表示するアバターについても標準で用意しているものに加え、固有のキャラクターなどを使用してオリジナルアバターを作成することも可能だという(愛媛県庁では、愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」のアバターを製作)。

最後に、ウイン 営業部 第一営業課 清水誠人氏は「リモ=コンは、自治体をはじめ、民間企業での受付、店舗でのリモート接客、交通機関での情報案内などさまざまな用途で活用できるシステムです。リモ=コンの拡販を目指し、今後も機能アップなどの取り組みを進めていきます」と意気込みを語った。

  • 営業部
    第一営業課 課長

    菅原 大輔 氏
  • 営業部
    第一営業課

    永井 仁史 氏
  • 営業部
    第一営業課

    清水 誠人 氏

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