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from DIS
月刊ITビジネス情報誌PC-WebzineからDIS関連情報をお届けしています。
 
-2010年1月号-
DISわぁるど
一段と充実の「DISわぁるど」、今年も2ヵ所で開催
■ベストウェスタンプレミアホテル長崎
 
7月14、15日の長崎はクラウドを具体的に提案
ダイワボウ情報システム(DIS、野上義博社長)は恒例の「DISわぁるど」を今年、九州の長崎県と中部・北陸地区の2カ所で開催する。このうち長崎は7月14、15の両日、JR長崎駅から至近のベストウェスタンプレミアホテル(長崎市宝町)での開催を正式に決めており、中部・北陸地区も9〜12月頃の開催をめどに場所等の選定に入る。

「厳しい環境は続くが、回を重ねるごとに『わぁるど』は充実し、メーカーさんや販社さんからの期待も強まっている。最新のIT機器やソフト、システムに触れる機会が少ない地方のお客様に、ITの世界を総合的に提案できることが当社の大切な使命だと位置づけている」と野上社長は、今年も2カ所で開催する意義を強調する。
 
2009年は事業年度との関連で、東京都立川市(2月)、福島県郡山市(9月)、愛媛県松山市(11月)の都合3カ所でわぁるどは開催されたが、いずれも2日間で当初目標の2倍に当たる1,000人超の来場者を集めた。また出展社数も、70〜80余の国内外ハード・ソフトベンダーがそれぞれ顔をそろえ、各地で「これだけのIT総合展はあまり例を見ない」との声が聞かれるほどの規模となった。

しかし規模の問題以上に特筆できるのが質の充実で、多くの企業が強い関心を持つ旬のIT情報に加え、地場企業にとって最優先となるITビジネス情報が網羅されたことで、「わぁるど」が単なるIT展示会から、出展社と来場者とのITビジネスの真剣勝負の場に進化しつつある。これを裏付けるのが来場者の滞留時間の長さで、直近の松山展を例にとると平均2時間12分というデーターがまとめられている。最もそこには、グリーンITでTCO削減、シンクライアントやサーバー仮想化、学校ICT、WiMAX、Windows7等々、最新のコンセプトをしっかり打ち出して、セミナーなども絡ませて提案するという演出面での習熟も生かされている。

野上社長は、「メーカーさんは自社の情報を全国各地で直接伝えることができ、販社さんはエンドユーザーを帯同して旬の情報で囲い込みが可能となる。メーカーと販社の橋渡しを自任する、DISならではの役回りが『わぁるど』だ」とし、今年予定する2カ所の「わぁるど」を一段と充実させる考えを示した。そういった意味で長崎の場合は、今年本格化するクラウドコンピューティングが主テーマになるはずと予想、それも単なるクラウドの世界の披露ではなく、クラウドがどう機能し、各企業、社会がどう変わるのか。その中でメーカー、販社やDISがどのような役割を果たすのかなどを具体的な形で実証していくことが重要だと語る。
 
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