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| 「DISわぁるどin立川」が大盛況 |
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| ダイワボウ情報システム（DIS）は2月4日、5日の両日、首都圏で初めてとなる「DISわぁるどin立川」を立川市内のホテルで開催した。地元の販売店やユーザー企業など来場者は、当初予想を大幅に上回り2日間で1000余名を数えるなど、今回のテーマ「グリーンITでTCO削減」への関心の高さを浮き彫りにした。 |
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首都圏で初の開催となった「DISわぁるどin立川」は、東京の都心ではなく郊外地域である三多摩地区で開催したことが大きなポイントとなっています。
東京を中心とする広大な市場として知られる首都圏ですが、首都圏という均一な市場があるわけではなく、郊外には都心部とは異なった地域性があります。ところが、この地域性をあまり意識しない首都圏戦略がビジネスの世界では一般的に行われています。しかし全国拠点網による地域密着戦略を一貫するDISとしては、首都圏でもそれぞれの地域にフィットした戦略を進めており、今回の「DISわぁるどin立川」もこの戦略の一環として位置付けられています。
今回協賛を得た出展各社も首都圏郊外地区という地域性を十分に理解した出展を心掛け、立川を中心とする三多摩地区はもちろん、首都圏周辺のさまざまな地場企業から大きな評価を得ることになりました。
今回のテーマである「グリーンITでTCO削減」についても、地場企業の課題に正面から取り組むDISの姿勢が表れています。つまり「地球環境に配慮したグリーンITを進めることには賛成だが、これを推進することで企業はどのようなメリットを得るのか」という疑問に対する答えとして「TCO削減効果」が明確に示されています。 |
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| ドラマ仕立てによる商品紹介 |
関心が高いミニノートPC展示 |
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| 会場は満員の盛況 |
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現在のグリーンITの主役とされる省電力についても、オフィスでの電気代が安くなるというだけではユーザー企業にとってそれほどの魅力とは言えません。エコ商品を採用することによって電気代が安くなることは当然として、省電力設計に伴うさまざまな工夫が機器に組み込まれ、これがビジネスの効率を大きく向上するとともに、従来にはなかったコミュニケーション手段が可能になって人の移動の少ない新たなビジネススタイルを創出するなど、省電力を起点とするさまざまな技術開発がTCO削減につながっています。各メーカーは自社商品を例にとってこれを実証しました。
出展各社が「グリーンITでTCO削減」というテーマの流れを守りながら、あくまでこのテーマとの関わりの中で自社商品をアピールしていくというスタイルは従来になかった手法として評価を高めています。これには各メーカーが「グリーンITでTCO削減」を強く意識していることに加えて、どちらかというとメーカー主導でスタートしたグリーンITが、普及期に入るにつれて本当にユーザー本位へと移行しつつある状況をうかがわせます。
今回の「DISわぁるどin立川」では展示スペースに制約があったことから、出展ブースの大きさが限られており、出展各社は狭いスペースに工夫を凝らした展示を強いられています。スペースが限られているだけに、各社ともアピールポイントを絞り込まざるを得ません。しかしこれが逆に来場者への訴求効果を生むという興味ある傾向も生じており、各社が派手にオリジナリティーを発揮するのではなく、統一テーマの流れの中で自社商品の本当の良さを理解してもらうことに注力する―というスタイルは来場者からも好評を得ています。
ところで今回の「DISわぁるどin立川」での新たな試みが、ステージ上でのドラマ仕立てによる最先端エコ商品の紹介です。ビジネスを進める中で必要となるさまざまなIT機器について、最先端のエコ商品を活用するメリットをストーリーの流れの中で紹介していくというもので、役者や裏方はすべてDIS販売推進本部の社員が担当しています。ドラマ展開の中で10種類ほどのエコ商品を実際に活用して見せ、関心を持った機器についてはメーカーブースで詳細を聞けるということから、ITフェアの新たなスタイルとして注目を集めました。
なお今年の「DISわぁるど」は、引き続き、9月2日、3日に福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」、11月5日、6日に愛媛県松山市の「アイテムえひめ」でそれぞれ開催される予定です。 |
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