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PC-Webzine "from DIS" (2018年以前)

2018年09月号

PARTNER TOUR 建設業の明日を担う「日報365」簡単操作で利用できる専門工事業者向けクラウド型システム

近年、働き方改革の促進により、建設業界でもITを活用した業務の効率化が求められています。紙ベースで行っていた従来の情報管理をシステム化することでどのような変化が生じるのか── 建設業向け日報・出面クラウド型システム「日報365」を開発・販売するオーク情報システムにお聞きしました。

建設業関連システムが御社の得意分野ですか。

営業推進室営業第一グループ 主任
髙橋 和也 氏

髙橋氏(以下敬称略) 技術進化著しいITに関わる企業ですので、業種に関わらず対応しています。また、大林組グループのIT子会社として建設業のノウハウと実績を持っていることが大きな強みです。本日ご紹介させていただく「日報365」は、専門工事業者が抱えていた「作業員の手配」、「出面入力」さらには「工数集計、出面集計」の自動化を実現したことで、建設関連企業様から高いご関心をいただいています。

では「日報365」をご紹介下さい。

髙橋 建設業の専門工事業者向けクラウド型システムです。これまで紙ベースであった作業員の手配、出面入力、工数集計、出面集計などの情報を一元管理することで、日々の作業員手配、元請会社への請求や協力会社への支払い業務を自動化することができます。IDは本社の管理者および現場の職長に与えられ、複数の現場を簡単に一元管理することができます。ユーザインターフェースとユーザビリティに優れており、PCやスマホに不慣れな人でも簡単に使用でき、「日報365」をご利用いただいているお客様から、働き方改革につながり企業のモチベーションを高めている、とのご評価をいただいています。※1

では具体的にお聞かせ下さい。

髙橋 工事現場では日々作業員が入れ替わるため、複数現場への作業員手配は大変な作業ですが、「作業員」や「現場」のアイコンをドラッグ&ドロップすることで簡単に手配が完了します。重複して手配された「作業員」アイコンは赤色で警告表示されますので、二重手配を未然に防ぐことができます。また、現場の「新規入場者」や「出入禁止」情報、作業員の「不仲」情報を表示することも可能です。さらに、現場の職長のスマホには、当日に手配されている「現場」と「作業員」が自動的にセットされ、職長は「作業内容」、「作業時間」、「使用機器」などを順にプルダウンメニューから選択していくだけで入力が終了します。その他にも「勤怠」や「手当」情報も入力できます。これら一元化された情報によって、元請会社への請求に必要な「工数集計表」や、社員の給与計算や協力会社への支払いに必要な「出面集計表」が簡単に出力できます。細かな金額まですべて自動計算されますので、これまでの請求・支払業務を劇的に簡素化できます。「手配がしやすくわかりやすい」「職長スマホの入力が極めて簡単」「請求帳票が自動生成できる」が最大のアピールポイントです。

建設業で作業員の手配はいつ頃に決定するのですか。

髙橋 一概には言えませんが、前日に確定されていることが多いです。翌日以降の手配はもちろん可能ですが、数週間も先の予定が決まっている工事は現実的には少なく、殆どが前日正午頃に決定します。そのため「日報365」でも手配は翌日の日付をデフォルトとして設定しています。手配作業は限られた時間で行っていることが多く、さらに、現場は人と人との信頼関係で成り立っているため、現場の作業効率を高められるよう作業員の相性や現場経験などを考慮した手配が必要です。「日報365」では、過去の手配や出面情報をもとに作業員の現場実績や同規模現場での工数などの分析を行うことも可能です。また、「日報365」のIDを付与していない作業員も現場や手配の情報を確認することができる「LINE連携機能」を無償で提供しています。※2

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