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from DIS
月刊ITビジネス情報誌PC-WebzineからDIS関連情報をお届けしています。
 
-2008年10月号-
「DISわぁるどin京都」
〜動き出したグリーンIT&最新のセキュリティ〜
展示面積、出展社、来場者とも過去最高を記録

 9月4、5日の両日、京都市勧業館「みやこめっせ」で開催された「DISわぁるどin京都」のテーマは「動き出したグリーンIT&最新のセキュリティ」。過去最大となる展示面積に過去最多の104企業が出展、来場者数も3071名と最多を記録した。ただ展示するのではなく「触って見て体験する」方向性がさらに強まり、興味深い講演とともに、充実したIT総合展示会となった。
 
 
 今回の出展および講演を通じての大きなテーマであるグリーンITについては、出展各社ともに積極的な取り組みをアピールした。中でも注目を集めたのがインテルで、vProテクノロジーを活用することによって企業のクライアントPCの電源管理を徹底し、IT環境の大幅な省電力化を実現するというメリットが紹介された。vProテクノロジーによるCPUを搭載したPCはまだ少数派だが、グリーンITを進める上でポイントとなるテクノロジーとして来場者の関心は高い。
 
 インテルに限らず、PCをはじめとするIT機器メーカーはすべてグリーンITを最大のアピールポイントとしていることが今回の大きな特徴だ。グリーンITについては従来から各社とも積極的に取り組んでおり、今回が初めてではない。しかし省エネ商品が機能を向上してラインアップも充実してきたことに加えて、これを使用することによるCO2削減効果が数値として明確に打ち出すようになったことで、グリーンITが理念ではなく実践の時代に入ったことを感じさせる。

インテルによる基調講演「グリーンITと環境負荷低減について」などはまさにこれを象徴するもので、地球環境保護とユーザーの経済性が両立するところにグリーンITの将来性があることを、数値的に裏付けながら説明した。グリーンITと言っても所詮は新製品の売り込みではないか--といった不信の声に対して、あくまでユーザーのトータルコストを追及するという明快な説明を行っており、販売側にもユーザー側にも説得力がある。

各出展社ともに、メッセージを正確に伝えるための新たな工夫が来場者にはわかりやすいと評判で、これが今回の「DISわぁるどin京都」の大きな魅力となっている。
 
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