Career.01

営業職編 - キャリアモデル

営業職編
営業視点を持つ
バイヤーとして、
仕事の幅を広げていく。

A.M 販売推進

販売推進本部 ITデバイス販売推進部
エンドポイント1グループ
法学部 国際関係法学科 卒
2008年入社

入社1年目

製品知識・提案スキルを習得し
積極的に新規顧客を開拓する

入社後、愛媛県の松山支店に配属されました。最初の半年は見積書の作成などを行う内勤営業の業務に従事し、その後、外勤営業としてデビュー。パソコンやプリンタ、サーバなど、ハード系の製品を主に取り扱い、法人のお客様を相手に営業活動を行いました。地方に拠点を置かない競合も多いなか、地域密着型のきめ細やかなサービスを展開するDISでは、メールよりも電話、電話よりも対面を重視し、お客様の困りごとに懇切丁寧に対応しています。私はメーカーの商談同行やセミナーへの参加を通じ、製品知識と提案スキルの習得に努め、また、既存顧客の維持と同時進行で、新規顧客の開拓にも積極的に取り組みました。初めてのお客様と対峙したとき、どのようにDISの強みを伝えるべきなのか。自分の実力を測りつつ、その経験を成長につなげたい、という思いがあったからです。

製品知識・提案スキルを習得し積極的に新規顧客を開拓する
入社5年目

失敗できない入札案件でも
着実に実績を積み重ね

入社5年目の 2012年9月に、中央大阪第1支店に異動しました。松山支店では既存顧客と新規顧客の割合が半々だったのに対し、中央大阪第1支店では9:1と、既存顧客メインになりました。異動に伴い前任者から大手電機メーカーのお客様を引き継ぐ際には、先方に「前の人に比べて頼りないね」といったことを言われないよう、かなり気合いを入れて最初の商談に臨んだことを今でも覚えています。大手電機メーカーのお客様とは、官公庁や教育機関の入札案件にも取り組みました。入札案件は、落札できれば数千台規模のパソコンを納入できる一方、落札できなければそれまでの努力がすべて水の泡になります。大きなプレッシャーを感じながらも、着実に実績を積み重ね、私は主任から係長に昇進しました。また、クラウドコンピューティングサービスの立ち上げや、人事課と連携した新入社員向け研修プログラムの企画立案など、幅広い分野の仕事に携わりました。

失敗できない入札案件でも着実に実績を積み重ねる
入社15年目

営業は売るのが仕事
バイヤーは買うのが仕事

入社15年目で営業担当から販売推進本部への所属となり、バイヤーに転身。バイヤーとして、ユーザーの要望を満たす商品を適切な数量・価格・タイミングで提供するため様々なITメーカーから商品を調達しています。主な業務は、メーカーとの各種交渉、社内外のプロモーション活動とその費用の捻出、在庫管理、目標達成に向けた数字分析などです。営業は売るのが仕事ですが、バイヤーは買う(仕入れる)のが仕事。まったく逆の動きなので、最初は戸惑いも大きかったです。また、実績数字が足りないとき、営業であればお客様に無理を言って製品を買ってもらうケースもありますが、バイヤーはそういったことができません。実績数字の確定は、あくまで販売が完了したときだからです。単なる部署異動ではなく、まるで新しい会社に来たような感覚ですが、それでも営業の視点を持つバイヤーの存在は貴重だと思うので、日々確実にできることを増やしていっています。

営業は売るのが仕事バイヤーは買うのが仕事

今後のキャリアビジョン

ヒト・モノ・カネ・情報は、企業の四大経営資源と言われています。
商流の上流にいるメーカーとの信頼関係構築が求められるバイヤーという職種であれば、
それらの経営資源について深く知ることができるのではないかと、私は考えています。
どこから情報を得て、どんな製品を、いくらくらいの金額で仕入れるのか。
また、プロジェクトが立ち上がった際には、どれだけの人員を投入するのか。
まだまだ経験不足で、やりたいことの10分の1もできていませんが、成長を重ね、トップバイヤーになることが直近の目標です。
また、組織をしっかりとマネジメントしながら、お互いなんでも相談でき、困ったことがあれば助け合えるチームづくりを模索しているところです。
15年はひとつの区切りではあるものの、社会人人生はまだ折り返し地点にも達していません。
いずれは営業の管理職に就くことも想定しつつ、今のバイヤーの仕事を極め、自分の可能性を広げていこうと思っています。