平成17年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結) |
平成17年2月3日 |
上場会社名 |
ダイワボウ情報システム株式会社 |
(コード番号:9912.東証・大証第1部) |
(URL http://www.pc-daiwabo.co.jp/) |
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代 表 者 |
取締役社長
松本 紘和 |
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問合せ先責任者 |
取締役財務部担当兼経営企画室長
小山 紀 |
(TEL:(06)-6281-1161) |
1.四半期業績の概況の作成等に係る事項 |
(1) |
会計処理の方法における簡便な方法の採用の有無 |
:有 |
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・引当金の計上基準等に一部簡便的な方法を採用しております。 |
(2) |
最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更の有無 |
:無 |
(3) |
連結及び持分法の適用範囲の異動の状況 |
:無 |
2.平成17年3月期第3四半期の業績概況(平成16年4月1日〜平成16年12月31日)
(1)経営成績(連結)の進捗状況 |
(百万円未満の金額は、いずれも切り捨てて表示しております。) |
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
四半期(当期)
純利益 |
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百万円 |
% |
257,665 |
7.4 |
239,974 |
− |
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(参考)16年3月期 |
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1株当たり四半期
(当期)純利益 |
潜在株式調整後
1株当たり四半期
(当期)純利益 |
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(参考)16年3月期 |
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(注) |
売上高、営業利益等におけるパーセント表示は、対前年同四半期比増減率を示す。 |
[経営成績(連結)の進捗状況に関する定性的情報等] |
当第3四半期のわが国経済は、企業収益の改善、民間設備投資の増加基調など、ゆるやかに回復基調を辿っておりますが、米中の景気動向懸念や原油価格・素材価格の高止まり、牽引役のIT・デジタル関連に若干の翳りが見え始め、景気先行きに対する減速感も出てきました。
国内パソコン業界においては、電子情報技術産業協会(JEITA)の発表によれば、第3四半期(10〜12月)は、284万台(前年同期比113%)と引き続き好調で、台数ベースで7四半期連続のプラス成長となりました。販売単価の下落が一服し、金額ベースでも増加に転じました。企業向け市場では、2000年問題で導入されたPCのリプレース需要を中心に引き続き好調であり、2005年4月施行の個人情報保護法に絡むセキュリティー対策の投資も目立ってきました。
このような状況下、当社グループは、前年度のオーバー・ザ・ミリオン・キャンペーン達成に引き続き、当年度は、当社グループでPC本体の扱い台数110万台を目標としております。さらに、「チャレンジサーバー4万台」を合言葉にサーバー拡販のキャンペーンを推進しております。当社販売経路の大半は最終ユーザー中堅企業向けであり、中堅企業の設備投資意欲に改善がみられたことで順調に増収を確保しました。第3四半期においては、コンシューマー市場向けでWeb通信販売向けの売上高が増加しました。
10月、東京地区の事業所を品川区大井に統合移転し、東京支社を開設しました。販売部門、仕入部門、一部子会社も集結して、中枢拠点として、グループ内の連携を密にすることで、よりよい提案をお客様にすることが可能になりました。
システムインテグレーション事業を行っているディーアイエスシステム販売株式会社は、当社100%子会社としております。収益改善のため、納期等の見直しをはかり、業績の平準化に取り組み、人員削減など構造改革を実施した結果、黒字化しました。当社東京支社と同じビルに移転し、協業による活動を強めてまいります。ソリューション事業を再編強化するため、休眠子会社大阪インターネット株式会社を改組し、ディーアイエスソリューション株式会社(品川区大井)として営業を開始しました。 |
[当社グループの四半期業績の特性について] |
わが国においては、事業年度末を3月と定めている企業が多く、システムの導入・検収が、9月及び3月に集中する傾向にあります。また、機器の納入についても、年度末の3月度に集中する傾向にあります。グループの業績は、季節変動があり、第4四半期(1〜3月)に多く計上され、第4四半期の動向が通期業績に大きな影響を与える傾向にあります。 |
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総資産 |
株主資本 |
株主資本比率 |
1株当たり
株主資本 |
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(参考)16年3月期 |
133,192 |
27,873 |
20.9 |
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[財政状態(連結)の変動状況に関する定性的情報等] |
当第3四半期における当社グループの財政状態は、前年同期に比較すると、つぎのとおりであります。10月に、社内システム設備投資等のための資金調達として、転換社債型新株予約権付社債50億円を発行しました。これにより現金及び預金が増加し、総資産が増加しております。負債では、短期借入金が、73億円減少しております。 |
3.平成17年3月期の連結業績予想(平成16年4月1日〜平成17年3月31日) |
通期の連結業績予想につきましては、当第3四半期の業績がほぼ計画どおりに進捗しているため、平成16年11月4日発表の業績予想数値を変更しておりません。
ただし、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。 |
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