ナイスバーディ!
ゴルフ場では珍しい子供の声が18番グリーンに響き渡り、スタンドに陣取ったギャラリーや関係者の顔が和んだ瞬間、一番の笑みを浮かべたのは若林ママでした。
昨年までは試合会場でも託児所で待っていた息子が、大会初日は、スタートホールから18ホールを自分の組に付いて回ってくれていました。大人でも息が上がるタフな葛城ゴルフ倶楽部、坂の途中でしゃがみ込むことはあっても、ママが目の前を歩いていくと慌てて走り出して手を振る姿に同組の選手たちも癒されたことでしょう。
今年のツアー初戦をヤマハレディースオープン葛城で迎えた若林プロ、残念ながら僅か1打差で予選敗退となったプロ19年目のベテランは、予選通過がかかる最後のバーディパットが10cm届かなかったことに悔しさをにじませていました。週末を挟んで、7日月曜日には次戦の富士フィルム・スタジオアリス女子オープンのマンデートーナメントに挑みます。
若林プロからのコメント
とにかく悔しい気持ちが強いです。
次の試合に向けて、課題と感じた部分をしっかり練習して備えたいと思います。
息子が応援しに来てくれたことはとても嬉しかったです!
翌朝は「ゴルフ頑張ったね」と励ましの言葉までくれました。
自分を見てくれている彼のためにも頑張ろうと思いました。