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PC-Webzine "from DIS" (2017年)

2017年08月号

DX Innovation Forum 「Season.1 Powered by DIS 中四国」

DX が引き起こすケミカル・リアクション

〜地域スーパーメンターとカリスマエバンジェリストの対談〜

左から株式会社メロディ・インターナショナル 代表取締役社長 尾形優子氏、株式会社電脳交通 代表取締役 近藤洋祐氏、島前高校魅力化プロジェクト 教育ICT ディレクター 大辻雄介氏。

モデレーターを務めた「カリスマエバンジェリスト」の日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 業務執行役員 西脇資哲氏。

モデレーターを務めた日本マイクロソフトの西脇氏は自身がジャパンドローンファンドのメンバーとしてドローンの活用促進に関わっていることを話し、IoTもドローンもテクノロジーを組み合わせて活用することで価値を生み出すと述べた。
続いてメロディ・インターナショナルはIoTを活用した遠隔医療の普及に取り組んでいる。同社は岩手県で過疎化が進み産科医がいなくなった地域で、超音波胎児心拍計と陣痛計を内蔵した小型のIoTデバイスとスマートフォンを活用して、遠隔で死産や出生後のリスク低減に取り組んでいる。
続いて徳島市のタクシー会社、吉野川タクシーの代表取締役を務める近藤洋祐氏(写真左)が設立したベンチャー企業「電脳交通」のクラウド型タクシーコールセンターサービスが紹介された。地方では電話による配車依頼が常識であり、オフィスに電話の担当者が常駐する必要があるが、現実はドライバーが兼務している。そこでクラウドを活用して共同利用できるコールセンターを構築して低コストで利用できるサービスを提供しており、地方のタクシー会社の存続と地域の公共交通サービスの維持に貢献している。
島根県の離島にある県立隠岐島前高等学校の大辻氏は、悪天候時に内航船の欠航で塾に通えない生徒が遠隔で授業参加できる事例をはじめ、教育の機会の均質化に対するICT活用の有効性について説明した。

せとうちNext 観光革命!

〜DX・デジタルマーケティングによる地域の魅力化〜

左から総務省地域情報化アドバイザー / 総務省テレワークマネージャー 森本登志男氏、せとうちDMO 株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション 社長室長 井坂 晋氏、株式会社ジェナ ソリューション事業部 取締役 シニアマネージャー 中垣 雄氏、株式会社FocusWEB 代表取締役 山下貴正氏。

モデレーターを務めた株式会社リョービツアーズ 専務取締役 小童谷靖則氏。

総務省地域情報化アドバイザーおよび 総務省テレワークマネージャーを務める森本氏は、日本マイクロソフトのマーケティング担当として活躍し、佐賀県ではCIOも務めた企業や地域をアピールするプロフェッショナルだ。
森本氏は地域にはすでに訪問してくれている人がたくさんおり、まずは関心を持ってくれている人たちへのアピールが大切だと指摘する。そして検索サイトで例えば「akita」と入力すると秋田犬やハチ公が表示されるなど、いろいろな傾向が把握できる。これらを活用することでコストをかけずに効果的なアピールができるとアドバイスした。
次に瀬戸内海に接する地域の民間と行政が協力して地域の活性化に向けたさまざまな取り組みへの支援を行う目的で設立された「せとうちDMO」の活動について井坂氏が説明した。さらにICTを活用した観光振興の具体例としてビーコンを活用した事例をジェナの中垣氏が、顔認証とAIを活用した事例をFocusWEBの山下氏が紹介した。
モデレーターを務めたリョービツアーズの小童谷氏は世界人口の4分の1はイスラム教徒すなわちムスリムであり、在日ムスリムだけでも約20万人いる。岡山県ではムスリム向けに観光誘致をしており、独自のムスリム対応マーク「ピーチマーク」を作成してマレーシアやインドネシアの観光客誘致に取り組んでいると説明した。