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DISグループの最新情報 from DIS
ディーアイエスソリューション トップインタビュー -2015年8月号-
全社員一丸となって「技術立社」の旗掲げる
 
SI事業分野で最適のビジネス・パートナーを強くアピール
―貴社は「技術立社」を標榜されています。その意味するところ、具現化するための課題などをお聞かせください。
小峰ICTの成長を支えているのがテクノロジーであることは今さら言うまでもないことで、そのために優れた技術者を育てていくことは不変の大きな課題です。しかし優秀な技術者だけでは「技術立社」は成り立ちません。営業や管理部門がそれぞれの立場で役割を果たして頑張り続け、全社員が一丸となって初めて成り立つのです。お客様との距離も、営業と技術の両面で縮めていくことが可能になるはずです。また自社の持つ技術力だけでは、すべての案件に対応できるわけではありません。努力できるところは自前の技術を追求しますが、強みを持つパートナー様ともうまく連携していくことが不可欠ですし、迅速に問題解決するためにも重要だと認識しています。

実はこれまでDISとお取引のあるメーカー様や販売店様でも、DISグループ内にSI事業会社があることをご存じない方がおられると考えます。つまり事業内容を含め、DSolはまだまだ知られていないのではないかと。ICT 業界でビジネスパートナーとして当社を知っていただくためにも、できること、やるべきことはまだたくさんあると思っています。加えて、たとえニッチな市場ではあっても、何か突出した技術を持つことも重要だと考えます。「技術立社」の旗を掲げ、お客様に信頼される技術集団を目指してまいります。
 
「キャプティブクライアンツ運動」促進、データセンタービジネスの拡大を柱に
―今年度事業の柱として、「キャプティブクライアンツ運動」の促進とデータセンタービジネス拡大のふたつをあげておられます。それぞれの取り組みをお聞かせください。
小峰まず「キャプティブクライアンツ運動」とは、お客様をよく知り、きちんと捉まえる活動のことです。提案の品質にも直結します。具体的活動としては、販売管理データやICT投資見込みなどお客様ごとに情報収集・分析をし、それを活用して販売戦略の立案と推進を図ります。案件創出や受注率向上につながります。また保守契約実績を積み上げていくことも、お客様と永くお付き合いしていただくための重要な施策として活動に取り込んでいます。

データセンタービジネスは運用を始めて1年半が経ち、実績も着実に上がっています。ハウジングやクラウドの活用だけではなく、お客様環境(オンプレミス)との連携やハイブリッド環境のニーズが増加しており、そのニーズに対し統合的なマネジメントと対応スピードアップにお応えできるよう、データセンター内勤常駐技術者を強化し一層のサービス向上に努める考えです。
 
ICTの事業領域は確実に拡大変化にもチャンスにも恵まれる
―最後に、ICT業界で働く若手社員や今後同業界を目指す人にひとことお願いします。
小峰ICT業界は他の業界に比べると、名の通った企業でさえまだ歴史は浅いのが現実です。それだけに今後も新しいテクノロジーによって、より新しい市場が生まれてくるはずです。またこれまでの常識が通用しない革新的な変化が起こってもおかしくありません。もちろん盛者必衰も目にすることになるでしょう。

しかしICTはビジネスへ、生活へと更なる浸透が進むことによって事業領域は確実に拡大していきます。変化にもチャンスにも恵まれたこの業界で、果敢に挑戦して自分を成長させてください。かくいう自分自身も、日々飽くなき挑戦を目指します。
 
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