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DISグループの最新情報 from DIS
アジア地域のビジネス改革を促進するエイサー -2015年1月号-
パートナー連携の強化により国内PCシェア6%台の獲得を目指す
日本を含むアジア パシフィックの事業地域に中国を加えたエイサー。
同社は、組織変更によって流通などの効率を最適化し、アジア地域でのビジネスの強化を図っている。
こうした組織変更の狙いや、日本におけるパートナー施策についてエイサーに聞いた。
 
エイサー
バイスプレジデント ストラテジー 兼
ビジネスデベロップメント
パン アジア パシフィック
オペレーション
デビッド・ルー
  エイサー
シニア コーポレート
バイスプレジデント 兼
パン アジア パシフィック
オペレーション プレジデント
オリバー・アーレン
  日本エイサー
代表取締役社長
・ 國良(ボブ・セン)
 
タブレット市場の成長がPC需要の回復の一因
―世界PC市場の傾向をどのように推察されますか。
アーレン氏(以下、敬称略)PC市場全体は縮小傾向にあると見られていますが、最近は需要が回復しつつあります。エイサーの世界市場のシェアも一時下落しましたが、最近はシェアが回復してきています。
─世界PC市場の需要が回復してきた要因を教えてください。
アーレンタブレット市場の拡大に伴い、PC市場が侵食されるという予測がありました。しかし、実際には入力性などの観点から、タブレットだけではユーザーのPCライフを豊かにすることが難しいようです。ノートPCやデスクトップPCなど従来からの伝統的な端末は、タブレットと同じくらいに必要とされているのです。そのため、タブレット市場が着実に成長している一方で、従来のPCにも堅実なニーズがあります。
─タブレット市場が成長したことが、PC市場の回復の一因なのでしょうか。
アーレンその通りです。6〜7年ほど前から、将来的には1人あたり3〜4台ほどの端末を保持することになると予測されていましたが、まさに今、そのような状況を迎えていると思います。タブレットは、ノートPCからのリプレースとして導入されるのではなく、2台目、3台目の端末として購入されることが多いです。こうしたマルチデバイスというトレンドも、PC市場の拡大に貢献しているでしょう。

マルチデバイスの普及に伴い、OSもマルチ化が進んでいます。例えば、Windows 8は市場の受け入れがさほど良くないのが実情です。例えば、Windows XPのサポート終了に伴ってPCのリプレース需要が拡大しましたが、リプレース先としてWindows 8端末以外を選択するユーザーは多かったです。今後もおそらく、特定のOSにニーズが集中するのではなく、多彩なプラットフォームの端末が普及していくと考えています。
─マルチプラットフォームが進む中で、御社はどのような市場戦略を推進していくのでしょうか。
ルー氏(以下、敬称略)エイサーは、2in1モデルの新製品「Aspire Switch 10」などを発表しました。そうした新しいカテゴリーの製品に注力しつつ、それと同時に、エイサーの強みがある伝統的なノートPC、デスクトップPCの競争力も上げてきました。新しい分野と従来から競争力がある分野のラインアップを広げていく戦略です。両方のカテゴリーの競争力を伸ばしていくことが、市場シェアの拡大につながっていくと思います。
 
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